歯ぐきが痩せるのはコラーゲンの減少のせい!
歯ぐきの老化にもコラーゲンが関係しているのです! |
歯ぐきの弾力性やハリを保って、歯の土台としてしっかり働くためには、コラーゲン線維が歯ぐきの内側にしっかりと形成されなければなりません。
しかし年齢とともに歯ぐきのコラーゲンの量も減少して、歯ぐきが痩せてくると、歯と歯ぐきの間に隙間ができて、そこに食べ物のカスが溜まりやすくなります。
これが歯周ポケットになって、歯周病菌の巣になり、炎症を起こして、出血しやすくなったり、口臭やねばつき、歯ぐきの色つやの劣化、そして歯周病へと進行して、最悪の場合、歯を失ってしまいます。
歯ぐきの若さのためにビタミンCとアミノ酸
コラーゲンを育てるアミノ酸、ビタミンC入りの歯磨き粉に注目しましょう! |
コラーゲンは分子が大きく、歯ぐきから吸収することが難しいのですが、アミノ酸の分子なら、皮膚や粘膜からも吸収しやすく、コラーゲンを作る「グリシン」や「プロリン」などを補給することがポイント。
また「トラネキサム酸」というアミノ酸が、歯周病によるコラーゲンの分解を抑えることがライオンの研究で報告されています。
またビタミンCもコラーゲンをつくるときに必要な物質で、歯肉細胞にビタミンCを接触させると、コラーゲンを作り出す力がアップすることも実験結果で報告されています。
一方でビタミンCは、水に溶けやすく不安定な物質で、皮膚や粘膜からうまく吸収させることが難しいと考えられていました。
しかし大正製薬が独自の技術を開発して、歯磨き粉の中に安定した形のビタミンCを配合することに成功し、大正製薬の「デントウェル薬用VC」という製品が発売されています。
歯磨き粉に歯ぐきのコラーゲンの減少を抑えるための成分が含まれていれば、毎日のブラッシングが、歯のアンチエイジングにつながることになり、とても手軽で便利ですね。
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