野の草・スキンケア・料理…和美人の秘訣(3ページ目)

知恵を絞って冷暖房に頼りすぎない

菊の花を日本酒に浮かべただけの菊酒はいい香りでポカポカと体を温めてくれます。

冷暖房に頼りすぎず、目や肌で季節を感じながら、家族や自分の体の変化に敏感になると、肌が必要な美容成分や、体が欲しがっている栄養が自然にわかってくるものです。

もちろん水にもこだわって、散歩やウォーキングのついでに、近くの湧き水を汲んだりもするそうです。

アロマ＆保湿効果のある「たいたん」

豆料理は日本女性の美肌を保つレシピの究極です！（『京都のごはん』より／写真・邑口京一郎）

京都のおばんざいによく登場する「たいたん」は、煮物のこと。

大原さんは、家族も大好きな煮豆をよく作ります。「お鍋でコトコトと煮ていると、いい香りの湯気に包まれて、脳も肌も喜んでくれます」と話す大原さん。

『京都のごはん　よろしゅうおあがり』（文化出版局／1,680円）

たしかに、豆は女性ホルモンに似た働きをしてくれますし、煮物をしている間は湿度がアップして、肌の乾燥も改善してくれるはず。煮豆や煮物を作りながら過ごす時間って、とてもいい美肌ケアになるんですね。

『京都のごはん　よろしゅうおあがり』には、簡単に作れる、大原さんの美味しいレシピが、たっぷりと紹介されています。もちろん、ガイドも真似して作ってますよ。皆さんも、ぜひご一読ください。

【取材協力】
『日経ヘルスプルミエ』
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