アンチエイジング/アンチエイジング関連情報

老けないために食べ過ぎない!(3ページ目)

老化予防には食事の管理が大切。血糖値のコントロールに欠かせないインスリンを分泌するすい臓を健康に保つために、体にやさしい朝食や野菜中心の食事を心がけましょう。

宇山 恵風

執筆者:宇山 恵風

アンチエイジングガイド

野菜の抗酸化力を味方につける

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野菜の色や香りには強い抗酸化力があり、人の体にも効果を発揮します。
「もうひとつ、健康長寿のための朝食に欠かせないものは、自然の抗酸化物質であるファイトケミカル(=フィトケミカル、植物が色素や匂いの成分で強い抗酸化力を持つ植物性化学物質)を含む野菜や果物です」と説明する白澤先生。

リンゴ、トマト、ニンジン、ピーマンなど色とりどりの野菜や果物を朝食に取り入れて、体の抗酸化力を高めて1日をスタートすることが重要です。


健康にいいものはおいしい

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体が必要とする栄養を含んだ食べ物はおいしく感じるはずです。
さらに白澤先生は、「低カロリー食や長寿食はまずい」という固定概念を打ち破るためにも、おいしい低カロリーレシピの開発や提供が急がれることを指摘します。

「健康にいいものはおいしいということに目覚めるためにも、まずは朝食から見直してほしいですね」と話す白澤先生は、カロリー付きで自らの食事のレシピを紹介した『ずっと若く生きる食べ方』を執筆されました。どれもおいしそうな料理ばかりで、1日分の朝食・昼食・夕食がセットで紹介されているため、3食のカロリーバランスや栄養バランスも見ることができます。


■白澤卓二先生の著書はこちら
『ずっと若く生きる食べ方』

">『長生きの秘密はインスリンを上げない朝食にあった』

">『アンチエイジング・クッキング』

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順天堂大学医学研究科加齢制御医学講座教授 白澤卓二(しらさわ・たくじ)先生
■お話を伺った先生
順天堂大学医学研究科加齢制御医学講座教授 白澤卓二(しらさわ・たくじ)先生
順天堂大学大学院 医学研究科 加齢制御医学講座 教授。
日本抗加齢医学会 理事。
日本基礎老化学会 理事。
1990年千葉大学大学院医学研究科博士課程卒。
2000年ノバルティス老年医学賞受賞。
2005年東京都老人総合研究所 老化ゲノムバイオマーカー研究チーム研究部長。(現在は協力研究員)
専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生理学、アスリート遺伝子の研究、アンチエイジングクッキング。


参考サイト
日本抗加齢医学会
順天堂大学大学院医学研究科 加齢制御医学講座
株式会社アンチエイジングサイエンス
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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