アンチエイジング/アンチエイジング関連情報

エイジングケアは紫外線対策から

20歳を過ぎる頃から肌代謝は少しずつ落ち始め、紫外線による肌老化が進みます。「まだ大丈夫」と油断せずにエイジングケアのデビュー適齢期25歳を過ぎたら、本格的に紫外線対策を始めましょう。

宇山 恵風

執筆者:宇山 恵風

アンチエイジングガイド

肌の修復力は20歳過ぎから落ち始めます

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紫外線は日焼けやシミだけでなく肌の内側を老化させます
肌を老化させる一番の原因は「紫外線」です。特に近年、環境汚染によるオゾン層の破壊で紫外線の照射量が増加し、皮膚がんや肌の光老化、免疫力低下など、紫外線が身体に悪影響を及ぼすことがわかってきました。

特に紫外線のUVBを過度に浴びた日焼けは、肌の表皮に大きなダメージを与え、メラニンを大量に発生させます。メラニンは通常、肌の表面に浮き上がって角質と一緒にはがれ落ちてしまいますが、量が多くなると処理しきれなくなって沈着し、シミ・そばかすの原因になります。

また紫外線のUVAは肌の奥のコラーゲンやエラスチンなどという弾力性を保つ繊維質を傷つけ、シワやたるみの原因になります。

肌の代謝は成長ホルモンの分泌が減り始める20歳頃を越えると急激に悪くなり、紫外線によるダメージの修復も年齢と共にその機能が低下して、シミやシワ、くすみなどの肌老化が進んでしまうのです。


日焼け止めの選び方にも注意を

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日焼け止めの成分が敏感肌を刺激することもあります
このような肌老化を悪化させる紫外線から肌を守るために日焼け止めは欠かせません。しかし敏感肌や刺激に弱い肌の人にとって、日焼け止めに含まれている紫外線防止成分の「紫外線吸収剤」や「紫外線散乱剤」が肌トラブルの原因になることも。

また水や汗に強い日焼け止めには化学合成成分が多く含まれている場合が多く、これは肌の皮脂分泌に悪影響を及ぼして、肌を乾燥させてしまう可能性があります。


次のページでは日焼け止めを選ぶポイントについてご紹介します。
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