アンチエイジング/アンチエイジング関連情報

体の老化度をチェックして脱メタボボディ(2ページ目)

4月の特定健診スタート前に脱メタボをめざして運動を始める人が急増中。しかし無理は老化や病気のもと。体データをチェックして筋肉を上手に育て基礎代謝をアップすることが脱メタボへの近道です。

宇山 恵風

執筆者:宇山 恵風

アンチエイジングガイド

皮膚、血管、ホルモンなど
全身の老化度を測定

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老化の度合いを知って無理なダイエットや運動は避けましょう
運動やダイエットをする前に、ぜひ受けておきたいのがアンチエイジングドックです。アンチエイジングドックでは皮膚、ホルモン、血管、内臓、骨などが実際の年齢よりもどの程度若いか、逆に衰えているかを測定します。

また、さまざまな病気や老化を早める原因となる活性酸素などのフリーラジカルが、どのくらいからだの中で発生しているか、反対に活性酸素やフリーラジカルを処理して体外に除去する能力がどの程度あるかを調べます。

全身の老化度を調べることによって、効率よく無理のない運動や食事メニューを考えて、いい結果が得られるダイエットを行いましょう。

アンチエイジングドックの検査項目

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骨、皮膚、血管、内臓、酸化ストレス、運動能力、脳、ホルモン、メタボリック危険度まで調べます
アンチエイジングドックの主な検査項目は以下のとおりです。

■体内年齢
筋肉量、骨密度、血管の硬さや詰まり具合、脳機能、ホルモン分泌量などを測定します。

■運動能力
筋力、筋持久力、柔軟性、平衡度、俊敏性などを測定します。

■酸化ストレス
呼吸、ストレスや疲労、化学物質や紫外線などの影響で体内に発生した有害物質である活性酸素やフリーラジカルによるDNAや脂質の損傷の度合いを調べます。

■皮膚年齢
肌のシワ、毛穴、くすみ、きめ、油分や水分などのうるおい成分の分泌など皮膚の老化度全般を細かく調べます。

■メタボリック危険度
ウエストサイズ、血圧、空腹時血糖によるメタボリックシンドローム判定と有害ミネラルデトックスチェック、BMIを基準とした肥満度の測定と体脂肪の蓄積、食欲を抑制する物質の分泌量、基礎代謝量や筋肉量によるエネルギー消費量の測定をします。


次のページではアンチエイジングドックが受けられる施設などを紹介します。
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