アンチエイジング/アンチエイジング関連情報

体の老化度をチェックして脱メタボボディ

4月の特定健診スタート前に脱メタボをめざして運動を始める人が急増中。しかし無理は老化や病気のもと。体データをチェックして筋肉を上手に育て基礎代謝をアップすることが脱メタボへの近道です。

宇山 恵風

執筆者:宇山 恵風

アンチエイジングガイド

40歳を過ぎると毎年0.5%ずつ減っていく筋肉

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年齢を重ねると筋肉量は減少し、基礎代謝も下がり、痩せにくい体になります
筋肉は脂肪を燃焼させてエネルギーを消費することで、余分な脂肪を体に溜めないように働いてくれます。

他にも筋肉は血行を促進したり、体温を上昇させたり、血管の修復にかかわるホルモンの分泌にも関係していることがわかっています。

このように健康維持のために重要な役割を担う筋肉も、
40歳を過ぎる頃から毎年約0.5%ずつ減少していきます。

筋肉の減少を防ぐためには、軽い運動だけでは不十分で、バーベルなどの重いものを持ったり、早く走ったりして、一時的に筋肉に傷をつけてから休息をとる「損傷と修復」を繰り返す必要があります。


筋肉を育てるための
ハードな運動には危険も隣り合う

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急に激しい運動を始めるのはとても危険なことです
一流のアスリートや筋肉トレーニングを行う人たちが、肉体を極限まで追い込んで練習やトレーニングに励んでいるのは、強靭な筋肉を作り上げるためでもあります。

しかし、一般的な30代、40代の人々が、年齢とともに筋肉量が減ってしまうからと言って唐突に強度の高い運動を始めるのは危険です。

その結果、骨折やねんざなどのけがはもちろんのこと、
高血圧や心筋梗塞などの心血管障害や、大量の酸素を消費することによって発生する活性酸素が、老化を早めて病気の原因を作り出してしまうのです。


若いボディをキープするためには
自分の体データを知ろう

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医学の進歩で体データに合わせた具体的な運動や食事の指導が可能になりました
「健康のためには適度な運動と食事をしましょう」という
フレーズは、耳にタコができるほど繰り返されてきました。

しかし最近では医学の進歩によって、ひとりひとりの体の状態や症状などによって、運動量や運動の種類までアドバイスできるようになりました。過度に運動をし過ぎてけがや病気になったり、逆にいくらスポーツクラブに通っても効果が出ないというロスも減るのです。

そのために必要なのが自分の体データを調べること。そこで注目したいのがアンチエイジングドックです。


次のページではアンチエイジングドックの検査項目について紹介します。
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