「毛穴の角栓」は取る? 取らない方がいい? 正しい対処方法
「毛穴の角栓」は取る? 取らない方がいい?
「取った方がいい」とも「取ってはいけない」とも言われる、毛穴の角栓。正しい対処方法をご紹介します。
毛穴が気になるのには、理由があります
出典: 知ってた?「夏に毛穴が目立つ」理由とその対策 [スキンケア] All About
毛穴の奥には、皮脂を分泌する皮脂腺が存在しています。すなわち毛穴は皮脂の出口にあたるのですが、高温多湿な夏は皮脂の分泌量が一年のうちで一番増える時期。テカリやベタつきを感じやすくなるだけでなく、毛穴も開きっぱなしになり大きく目立ちます。顔の中でも額や鼻といったTゾーン周辺は皮脂の分泌が最も盛んなため要注意です。
さらに夏は、強い紫外線から肌を守ろうとして角質が厚くなりがちです。溜まった角質と皮脂が混ざり合って毛穴に詰まると、白くポツポツとした角栓になり、もっと毛穴が目立つことに。そのまま取り除かずに放置していると、やがて酸化して黒いブツブツ毛穴へと変化します。
そもそも、「角栓」の正体って?
角栓は取った方がいい? 取らない方がいい?
知っておきたい! 毛穴ケアの基本&鉄則
夏はベタつくからといって保湿ケアを軽く済ませてしまう人も多いようですが、それはNG! 保湿はしっかりと行いましょう。なぜなら、肌は乾燥すると自ら潤いを保とうとして、過剰に皮脂を分泌する可能性があるからです。
これで解決! 「今ある毛穴の角栓」をスッキリさせる方法
■フランス流「エクストラクション」を実践する日本では聞きなれない言葉ですが、指で圧力をかける、あるいは器具を使って毛穴の詰まりや黒ずみを押し出すことをフランス語で「エクストラクション」と言います。どのエステサロンにも、肌の汚れを取り除くメニューが必ずあるほどメジャーなメニューです。
ピーリング剤の入っている洗顔フォームを使用すると、皮脂だけでなく角質も落とすことができます。細かく泡立てて、指の腹をつかって優しくマッサージ。数十秒そのまま放置して、洗い流すようにしましょう。
美容院やネイルサロンで髪や爪をケアするように、毛穴のケアを日常生活に密着したケアとして捉える、というユニークなコンセプトで誕生したのが毛穴ケア専門ブランド「ウビクエ」です。
これで予防! 「未来の角栓」を作らない方法
■酵素入り洗顔で角質オフ&ビタミンCをプラス皮脂は毎日の洗顔で落とせていても、角質は落ちにくく残っていることが多いです。その結果、落とし切れない角質が角栓へと変わってしまいます。そこで、毎日の洗顔にプラスしたいのが酵素洗顔です。
近年、「朝は汚れていないから」という理由により、「洗顔料を使用せず、水やお湯のみで洗顔する」という人が増えているようです。しかし、水やお湯だけでは、きちんと皮脂は落ちません。
毛穴の汚れをやさしくオフするアイテムとして投入したいのが、天然素材であるクレイ(泥、粘土)入りのコスメ。クレイには高い吸着効果があり、毛穴に溜まった汚れや古い角質を引きつけて無理なく落とすので、おもにパックや洗顔料などに配合されています。
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