2019年の秋分はいつ?秋分の日との違いは?

秋分は、暦のうえでは、秋の半ば。萩や尾花など秋の七草も美しい時季です

秋分は、暦のうえでは、秋の半ば。萩や尾花など秋の七草も美しい時季です

2019年の秋分は、9月23日~10月7日です。
秋分は二十四節気のひとつ。二十四節気は季節の移り変わりを知るためのもので、約15日間ごとに24に分けられています。二十四節気は期間なので、秋分(二十四節気の第16)から寒露(二十四節気の第17)までの期間をさし、毎年9月23日頃~10月7日頃にあたります。なお、日付は固定されているわけではなく年によって変わります。二十四節気は1年を太陽の動きに合わせて24等分して決められるので、1日程度前後することがあるからです。

ー秋分前後の二十四節気の移り変わりー
白露 → 秋分 → 寒露

また、「今日は立秋です」のように、各節気に入る日をさす場合もありますが、秋分の場合は、秋分に入る日=国民の祝日「秋分の日」です。

【INDEX】  

「秋分の日」は、祖先をうやまい、なくなった人をしのぶ国民の祝日

秋分の日は二十四節気の秋分に入る日で、彼岸の中日です

秋分の日は二十四節気の秋分に入る日で、彼岸の中日です

2019年の「秋分の日」は9月23日です。

「秋分の日」は、二十四節気の秋分に入る日をさしています。太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる日で、彼岸の中日です。国民の祝日になっており、国民の祝日に関する法律で「祖先をうやまい、なくなった人をしのぶ」という趣旨になっているのは、お彼岸にお墓参りをする風習を踏まえているからです。

 

秋分と秋のお彼岸の関係

秋彼岸のころに咲く彼岸花。この時期ならではの風景です

秋彼岸のころに咲く彼岸花。この時期ならではの風景です

秋分の日を中日とした前後3日、合計7日間を彼岸といいます。春にも春分の日を中日とした彼岸があるので、春のお彼岸(春彼岸)、秋のお彼岸(秋彼岸)などと呼び分けることもあります。
お彼岸のお供えの定番「おはぎ」

お彼岸のお供えの定番「おはぎ」

お彼岸にはお墓参りをする風習があります(詳しくは「お彼岸の時期と常識」で解説)。お供えものの定番に「おはぎ」、この時期の花に「彼岸花」があります。それぞれの詳細は「お彼岸の『ぼたもち』『おはぎ』どう違う?」や歌でおなじみ『彼岸花・曼珠沙華』の別名・意味や花言葉、不思議な特徴  をご覧ください。

 

暑さ寒さも彼岸まで

読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋……それぞれの秋を愉しんで

読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋……それぞれの秋を愉しんで

暦のうえでは立秋から立冬の前日までが秋で、秋分はその中間にあたります。秋分の日には昼と夜の長さがほぼ同じになり、それ以降は秋の夜長に向かいます。厳しかった残暑に目処がつくため、「暑さ寒さも彼岸まで」というようになりました(詳しくは「『暑さ寒さも彼岸まで』とはどういう意味?使い方は?」で紹介)。

秋の趣がひとしおとなり夜も長くなっていきますから、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋、物思う秋、食欲の秋……それぞれの秋を愉しんでくださいね。また、年によっては中秋の名月(旧暦8月15日)がめぐってきます(詳しくは「十五夜(中秋の名月)の楽しみ方」で紹介)。

 

秋分の初侯・次侯・末侯

二十四節気をさらに3つに分けた七十二侯は、秋分の間にこのように移り変わります。
日付は2019年の日付です。

初侯:雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)9月23日頃
雷が鳴らなくなる頃。春分の末侯に「雷乃声発(かみなりすなわちこえをはっす」とあるように、春分の頃から鳴り始めて夏の間鳴り響いた雷が、声を収めるようになります。

次侯:蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)9月28日頃
虫たちが土の中に入って入口をふさぐ頃。啓蟄の初侯「蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)」で外に出てきた生き物が、土の中にこもってしまう時期というわけです。

末侯:水始涸(みずはじめてかるる)10月3日頃
田んぼの水を抜いて稲刈りの準備を始める頃という説と、井戸の水が涸れ始める頃という説があります。


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