暮らしの歳時記/秋の行事・楽しみ方(9~11月)

風雅なおうちに変身する、落ち葉テクニック

美しく紅葉した落ち葉を楽しむヒントをご紹介します。ほんの数枚でOK。あっという間にできるプチインテリアから、遠く離れた方へのおすそ分けまで、手軽にできるアイデアです。

三浦 康子

執筆者:三浦 康子

暮らしの歳時記ガイド

今回は、美しく紅葉した落ち葉を楽しむヒントをご紹介します。ほんの数枚でOK。あっという間にできるプチインテリアから、遠く離れた方へのおすそ分けまで、手軽にできるアイデアです。

ソープディッシュのデコレーション

 
拾ってきてすぐにできるのが、水周りのデコレーションです。落ち葉をサッと洗ってから、石鹸の下に敷くだけ。落ち葉は乾くとしなびてしまいますから、適度に湿り気のあるソープディッシュは好環境なのです。

かなり頻繁に石鹸を使う方や幼いお子さんがいるご家庭には向きませんが、それほど使い勝手が悪くなるわけでもありません。3~5日で色褪せてしまいますから、自然をいつくしむような気持ちで使ってみてください。


トイレのデコレーション

 
こちらもサッと洗って、配置するだけ。水の流れを妨げないよう配慮しながら、レイアウトを考えるもの楽しいものです。実用的ではありませんが、トイレのような狭い空間で秋の風情を感じるというのも乙なもの。1日だけ、または来客時のサプライズ演出として楽しんでみてはいかがでしょう。


 
こちらはイロハカエデの和風バージョン。手を洗っても影響が無い距離に配置すると、美しいレイアウトがキープできます。そのかわり、水気がないと乾いてシワシワになってしまうので、ときどき水で濡らしてあげると良いでしょう。

【注意】
・タンクの中に葉が流れてしまうと故障の原因になりますから、大きめの葉を使ってください。
・葉をたくさん使うと水が流れにくくなりますから、数枚にしてください。


ステンドグラス風に楽しむ

 
両面テープを使って窓ガラスや透ける素材に貼り付ければ、ナチュラルなステンドグラスのできあがり。だんだん乾いてクシャクシャになってしまうので、拾った当日しか楽しめませんが、その儚さがまた良いのです。

押し葉にしたものを使えば多少長く使えますが、生に比べてかなり色が褪せます。


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