「加齢・老化とともに目が小さくなる」は本当だった

年齢とともに目の大きさが小さくなる?
15年間で約20%も目のサイズが縮小することが明らかに!

年齢とともに目が小さくなり目ヂカラが弱くなります。でも大丈夫!しっかり対策をとればパッチリした目元を維持できます。
その研究に参加した77人のデータによると、20代から目元は小さくなっていき、15年間で約20%も目のサイズが縮小することが明らかになりました。
目が小さくなると、見た目が老けた印象になります。年齢とともに少しずつ目ヂカラが衰えてしまうのは、ある程度は仕方がないことですが、次のようなポイントに注意しながら生活することで、少しでも目が小さくならない、そして目ヂカラが弱くならないように維持することができます。
目のまわりの皮膚は薄く乾燥しやすい

目のまわりの皮膚0.1ミリで、およそラップ10枚分を重ねただけの薄さ。頬や額の皮膚は1ミリ程度ありますから、顔の中でも最も薄くて乾燥しやすいのです。だからしわやたるみも一番目立ちます。
実は、目のまわりの皮膚の厚さは0.1ミリで、ラップを10枚重ねた程度しかありません。頬や額などほかの部分の皮膚は、0.6~1ミリあるので、それらに比べても、特に薄く、もろいのです。
さらに、汗腺や皮脂腺もないので、汗や皮脂が出にくく、乾燥しやすいのです。その上、毎日の化粧落としのときにはデリケートな肌をごしごしこすって刺激しています。
保湿&バリア機能強化のスキンケアを

薄くてデリケートな目のまわりは、保湿力やバリア機能が高い目元専用のスキンケアでしっかり守ってあげましょう。
目のまわり専用の保湿性の高いアイクリームを使ったり、洗顔後に化粧水をたっぷり含ませたコットンで、目のまわりを保湿パックしたりして、目のまわりは、少していねいに特別なスキンケアを行ってください。仕上げに皮脂や汗腺が少ないため、皮膚のバリア機能をサポートするオイルなどを塗っておくことも大切です。
メイク落としは、こすらず落とせるものを

目のまわりはデリケートなのに、アイシャドウ、アイラインなどで強く刺激を加えがち。メイクのときもあまり強くこすったりせず、クレンジングのときも、刺激を最小限にする工夫を。
できればクレンジングをコットンやティッシュに含ませて、こすらずにパックのように浸み込ませるだけで、化粧が浮き上がって落とせるタイプのクレンジングシートなどを利用して、目のまわりの皮膚をこすったり、押したり、叩いたりしないようにしましょう。
生活の中での目の疲れや乾きが原因でクマが目立つ
私たちは普段の生活の中で、スマートフォン、パソコン、テレビ、自動車の運転、読書などで目を酷使しています。見えにくければ、目を細くして眉間にシワを寄せてスマホを凝視したり、同じ姿勢のまま、目を休ませることなく何時間もパソコン作業をしていることもあります。
パソコン画面や仕事に集中するとまばたきの回数が減り目が乾いて疲れ目の原因になります。
まばたきが減り、目を動かさなくなると、自然に目のまわりの血行が悪くなり、古い血液が毛細血管にたまってよどみ、それが薄い目のまわりの皮膚から透けて見えるようになって、目の下のクマが目立ち始めます。
1時間に5分は休憩!目を休ませて小さくなるのを予防

目の疲れを溜め込まないためにも、1時間に5分程度の休みを入れて、目のまわりをほぐすマッサージを行いましょう。
体重増加、加齢、ハードコンタクトでまぶたが下がる
体重増加で太ったり、皮膚が老化することでも、まぶたが下がって目が小さくなります。皮膚の土台となるコラーゲンなどが年齢とともに減ったり、劣化することで、土台が不安定になり、まぶたの皮膚がたるみ始めてシワが増えます。ハードコンタクトレンズを長年使っている人にも、まぶたのたるみが悪化する傾向が見られます。
ずっと同じ姿勢で無表情に仕事をしているのも、目のまわりの筋肉が衰えて、目が小さくなる原因になりますから要注意!
【関連記事】
- アンチエイジング、20代後半からでも早くない!
- ピュアビタミンCとは?毛穴、くすみなどにも効果がある万能成分!
- ほうれい線を顔体操で撃退!10歳若返る3ステップ
- 口輪筋を鍛える方法!顔の筋トレで頬と口元のたるみ対策
- アンチエイジングの7大成分!化粧品やサプリ、食事法等の取り入れ方