パワポの作り方!見やすい資料をつくるコツ
見やすい資料で効果的なプレゼンを
プレゼンテーションの資料を作成する流れに沿って、各シーンで使うPowerPointの機能を見ていきましょう。各項目をクリックすると、さらに具体的な内容が表示されます。
1. プレゼンテーションの骨格を作る
いきなりスライドを作りこみ始めるのではなく、プレゼンテーションの目的を達成するために必要なデータやアイデアをアウトライン領域やワープロソフトなどに書き出して出して整理することから始めましょう。どんな順番で何を伝えていくのといったプレゼンテーションの骨格をしっかり固めておくと、その後のスライド作成がぐんと楽になります。
2. スライドの文字を見やすくする
プレゼンテーションの骨格が決まったら、スライドに文字を入力します。スライドに入力する文字は短時間で読めるように、簡潔な箇条書きにするのが基本です。また、プレゼンテーションを行う会場の大きさやスタイルに合わせて、文字のサイズやフォントを整えます。- スライドの好きな位置に文字を入力する
- プレゼン資料を見やすく仕上げるフォントの選び方
- プレゼン資料が見やすくなる効果的な色の使い方
- 箇条書きをわかりやすく見せる3つのコツ
- 箇条書きの「行間」と「段落後」の使い分け
- PowerPointで文字が勝手に小さくなるときは
- タブを使って文字をぴったり揃える
- 箇条書きの行頭文字を工夫して表現力アップ
3. スライドに表やグラフ、画像を入れる
プレゼンテーションは、短時間で相手を説得することが目的です。それには、表やグラフ、図表など、伝えたいことが瞬時にわかるツールが欠かせません。たくさんの情報を整理するなら「表」、数値の全体的な傾向を示すなら「グラフ」、物事の関係性を示すなら「図表」、実物を具体的に示すなら「写真」といったように、用途に合わせて各ツールを使い分けます。- パワポの箇条書きから図表に一発変換するワザ(2007)
- Smart Artでかっこいい図表を手早く作る
- SmartArtの形やサイズを変更してオリジナルの図表に!
- PowerPointで写真のトリミングをマスターする
- パワポで写真をぼかす、傾ける、加工する
- 写真の背景を削除してスライドになじませる(2010)
- 「スマートガイド」を使って効率よく画像を配置する
4. スライド全体の見栄えを整える
どれだけスライドの内容が充実していても、スライドごとに文字のサイズやフォントがばらばらでは統一感のあるスライドとは言えません。すべてのスライドに共通した書式は「スライドマスター」を使って、まとめて変更しましょう。また、「テーマ」機能を使って、プレゼンテーション全体を象徴する色や模様などを設定するのも効果的です。- 3ステップでスライドのデザインと配色を決める
- Webからパワーポイント2007の"テーマ"をダウンロード
- スライドマスタでテンプレートを編集
- スライドの背景の色を好きな色に変える
- 表紙のスライドの一部に印象的な写真を埋め込む
- パワポのスライドマスター再入門(基本編)
- パワポのスライドマスター再入門(活用編)
- 横置きと縦置きのスライドを混在させる
5. スライドに動きを付ける
プレゼンテーション本番で聞き手を飽きさせない工夫も必要です。スライドの内容が完成したら、「画面切り替え」効果や「アニメーション」などの動きを付けるといいでしょう。ただし、これらの動きは必ず必要なわけではありません。動きを付けようかどうか迷ったときは、付けないという判断も時には必要です。- 魅力的な画面切り替え効果でスライドをめくる(2010)
- スライドの箇条書きに最適なアニメーションは何?
- 文字が次々と表示されては消えるアニメーション
- スライドの文字の一部にアニメーションを設定する
- 吹き出しの図形を点滅させる
- パワポの文字を映画のエンドロールのように動かす
- パワーポイントで付箋紙をめくるアニメを作る