パワーポイントはスライド背景の色を変えて内容を引き立てよう

PowerPointのスライドデザインは、プレゼンテーションの第一印象を左右するもの。どんな色合いにするか、どんなデザインにするかは迷うところです。

「テーマ」(PowerPoint2003では「デザインテンプレート」)と呼ばれる既存のデザインを利用するのが一般的ですが、思い切って模様がまったくない真っ白や真っ黒の背景のスライドを使うのもひとつの方法です。

<目次>  

パワーポイントでスライド背景の色を変える方法

PowerPointを起動すると、白紙のスライドが表示されます。背景を白一色にしたいときはこのまま使えばOKです。
PowerPointの起動時には、背景が白のスライドが表示される

PowerPointの起動時には、背景が白のスライドが表示される

背景を黒一色にしたいときは、「デザイン」タブの「背景のスタイル」ボタンをクリックし、一覧から背景の色を選びます。
PowerPoint2003では、「書式」メニューの「背景」を選び、▼ボタンをクリックして色の一覧を表示する

PowerPoint2003では、「書式」メニューの「背景」を選び、▼ボタンをクリックして色の一覧を表示する

これで、作成済みのスライドはもちろんのこと、このあとに追加するスライドの背景はすべて黒になります。同時に、背景を黒にした場合は、自動的に文字の色が白に変わり、コントラストがはっきりして文字が読みやすくなります。
スライドの背景が黒一色で塗りつぶされた

スライドの背景が黒一色で塗りつぶされた

下図のように、既存のテーマにも背景が黒やグレーのデザインがありますが、模様が文字やグラフなどに重なってしまうことがあります。
既存のテーマには背景に模様が付くデザインもある

既存のテーマには背景に模様が付くデザインもある

スライドの背景を一色でべた塗りすると、背景に模様がない分、文字や写真などの要素をより引き立てる効果が生まれます。
 

背景の色で印象が大きく変わる!書式設定も使って見やすい色へ

ただし、スライドの背景の色は分量が多いだけに、どんな色を使うかでスライドの印象が大きく違います。たとえば、同じ内容のスライドの背景を赤と緑に変えて比較してみましょう。


スライドの背景を赤に変更するには、「デザイン」タブの「背景のスタイル」ボタンをクリックします。一覧に目的の色がないときは「背景の書式設定」をクリックします。
 

PowerPoint2003では、「書式」メニューの「背景」を選び、▼ボタンから「その他の色」を選ぶ

PowerPoint2003では、「書式」メニューの「背景」を選び、▼ボタンから「その他の色」を選ぶ

「背景の書式設定」ダイアログボックスが表示されたら、左側で「塗りつぶし」を選択し、右側の「塗りつぶし(単色)」をクリッします。次に「色」の▼ボタンをクリックして赤を選び、最後に「閉じる」ボタンをクリックします。
PowerPoint2003では、「色の設定」ダイアログボックスの「標準」タブで「赤」を選ぶ

PowerPoint2003では、「色の設定」ダイアログボックスの「標準」タブで「赤」を選ぶ

赤のような暖色系の色は、元気で楽しい雰囲気を演出できまる反面、背景が真っ赤なスライドを長い間見続けると目がちかちかしてしまいます。また、環境問題を扱ったスライドの内容とはちぐはぐな印象が残ります。
スライドの背景を赤一色に塗りつぶすことができた

スライドの背景を赤一色に塗りつぶすことができた

一方、背景を緑にしたスライドは、落ち着いた雰囲気で内容とも合っているため、安心して発表者の説明に耳を傾けることができそうです。一般的に青や緑の寒色系の色は気持ちを落ち着かせる効果があると言われています。
同じ内容のスライドでも、背景を緑に変更すると雰囲気が変わる

同じ内容のスライドでも、背景を緑に変更すると雰囲気が変わる

会社のコーポレイトカラーがあるときは、その色を積極的に利用するのも効果的です。

いずれにしても、色の特性を理解しつつ、スライドの内容にあった背景色に変更すれば、シンプルなデザインながらも既存のテーマにない印象的なスライドが完成します。

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