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大人なら知っておくべき正しい避妊方法(3ページ目)

大切なパートナーとのセックスをよりよいものにするために「避妊」は重要なテーマです。大人ならば誰もが知っておきたい正しい避妊方法についてお話します。

山下 真理子

執筆者:山下 真理子

ボディケアガイド


3 IUS(子宮内避妊システム)による避妊

男女とも正しい避妊知識を!

男女とも正しい避妊知識を!

IUSは新しい避妊法として注目が高まっています。子宮内に黄体ホルモンを分泌する器具を挿入することで、子宮内膜が肥厚するのを防いで受精を防ぎます。同じように、子宮内に、銅イオンを分泌する器具を入れて、受精と子宮内膜肥厚を防ぐという方法もあります。

比較的避妊率は高く、ピルのような飲み忘れによる避妊失敗は起きませんし、一度装着すると効果は2~5年程度持続します。
ただし使用を開始&中止する場合は婦人科で処置が必要な事と、出産経験がないと使いにくい事もあるのでと、性感染症予防にはならない点等は注意が必要です。

4 基礎体温表による避妊

月経周期や基礎体温の変化などから、自分の排卵日を予測して、その時期の性交渉を避けるというものです。女性の体温は、「二相性」といって、低温期と高温期に分かれています。月経を境に高温期から低温期に移り、排卵を境に、低温期から高温期に移ります。

しかしながら、体温はその時の体調などにも大きく左右されるために、排卵日を特定することが困難です。あくまで目安として考え、他の避妊法と一緒に取り入れるの事をオススメします。

5 避妊手術

産婦人科で外科的に行う避妊手術の事をさし、女性の場合は卵管をしばって卵子と精子が出会うのを根本的に防いでしまうという方法になります。

膣から行うアプローチと、開腹手術の方法がありますが、どちらも入院が必要であることと、女性の場合は、一度この手術を受けると元に戻すことが困難な為、よく検討する必要があります。

男性の行う避妊手術としては、精管を縛って精子が出ないようにする方法があります。こちらは、日帰りで行う場合もあります。

6 禁欲による避妊

どんな避妊方法でも、わずかながら失敗の可能性は残ります。100%の避妊は「禁欲」のみです。挿入を伴わない性行為では、妊娠の可能性はありませんが、オーラルセックスなどでも、性感染症のリスクは残ることもお忘れなく!

これらの他にも、日本では未発売ですが、膣内に殺精子剤を入れる避妊方法などが海外では行われています。

ガイドのオススメは、コンドーム&ピルを併用する避妊

いかがでしょうか?実に様々な避妊方法がありますが、ガイドはコンドームとピル・OCの併用をオススメします。

避妊は女性ばかりが気を遣うのではなく、パートナーとよく話し合って、二人にとって一番いい方法を選択してみてください。セックスはお互いの心配りでより良いものになっていくので、正しい避妊知識をもって、よりハッピーな性生活を送ってくださいね。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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