アロマテラピー/アロマテラピー活用術・楽しみ方

風邪予防!アロマ&ハーブで家族の健康を守る(4ページ目)

いろんな感染症が話題の昨今。今の季節はインフルエンザが猛威をふるうのが心配の種。かつて人は植物の作用を活用して感染症からサバイブしてきました。その知恵から学び、アロマとハーブの植物パワーを活用して、ウィルスから体を守りましょう!

中野 智美

執筆者:中野 智美

アロマテラピーガイド


残念ながら、本格的に風邪やインフルエンザにかかってしまったら、とにかく、休息、保温、栄養を摂ることが大切。そこにアロマとハーブも併用しましょう。


悪寒や喉の痛みにジンジャーティー

乾燥させたショウガ(ジンジャー)

乾燥させたショウガ(ジンジャー)

熱に弱いウィルスに対抗するために体は発熱します。無理やり熱を下げることはしませんが、発汗を促すことで緩やかに解熱を助けるためのハーブを2つご紹介します。

ひとつはドライジンジャー。生姜湯は古くから知られる民間療法ですが西洋ハーブの世界でもその効果が珍重されています。

大きい場合は細かくちぎって熱湯で淹れます。辛いのではちみつを入れて飲むのがおいしいですよ!飲みにくい場合は少量にして、レモングラスとブレンドしてみてくださいね。レモングラスは食欲低下にも効果的と言われます。



発汗させるエルダーフラワーのハーブティー

身体がだるいときははちみつの甘さがほっとさせます

身体がだるいときははちみつの甘さがほっとさせます

もう1つはエルダーフラワー。発汗作用に優れるとされるかわいい花のハーブティです。独特の香りがあります。よくマスカットフレーバーと呼ばれますが、鼻が良い人じゃないとピンとこない表現です。ほんのり甘い香りが口の中で余韻として残ります。飲みにくい場合は、紅茶と半々の量でブレンドし、はちみつを入れて飲んでみましょう。






冷えて眠りにくいときはスィートマージョラム

大き目の洗面器にお湯とスィートマージョラムを1滴

大き目の洗面器にお湯とスィートマージョラムを1滴

足元や冷えて眠りにくいときはスィートマージョラムのエッセンシャルオイルで足浴をしましょう。足をつけたお湯はそのまま部屋に置いておくと、加湿とアロマ効果が続行します。








とにかく安静にして治りを早めましょう

ラベンダー

ラベンダー

身体の抵抗力は睡眠に大きく関与します。特に子どもは睡眠の影響が如実に現れます。また年齢があがるにつれてもしっかりと睡眠をとることが大切。

ラベンダーを寝室に広げましょう。神経を鎮静させるため、安眠へと誘います。ラベンダーは抗菌にも優れるので一石二鳥です。コットンに数滴落としてベッドサイドに置いたり、加湿器などに入れて活用しましょう。
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※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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