セサミオイルの効能・使い方
セサミオイルの原料植物について
薬味として欠かせないごま
科名 ゴマ科
オイルが採れる部分 種子から採油
アフリカまたはインドが原産地といわれるセサミ(ゴマ・胡麻)。種そのまま、または油としても日本の食卓ではすでに欠かせない食材ですね。そのせいか、逆に「塗る」材料に使うイメージが持ちにくいようですが、インドでは古くからアーユルヴェーダ(インドの古典医学)で塗る、飲むなどとして活用されています。
セサミオイルについて
アロマテラピーで使うセサミオイルはどんな種類?
スキンケアや、キャリアオイルで使う基材には、炒らずに搾ったセサミオイルを用います。薄い黄色から無色。もちろん料理で使うような、香ばしい香りはしません。諸説あるものの、食用のものを肌に塗ることはオススメしません。
セサミオイルの特徴
セサミオイルの脂肪酸はオレイン酸とリノール酸が半々ぐらい。ビタミン類(A、B、E)やカルシウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富な栄養価の高いオイルです。そのほかの成分として、セサミオイルには、セサミン、セサモリンに代表されるようなゴマリグナンが含まれています。これらは色々と健康にプラスといわれ、セサミオイルから抽出したサプリメントなども販売されています。
セサミンは生活習慣病予防や肝臓の健康維持に良いと言われています。セサモリンは天然の抗酸化物質で、特に加熱していないセサミオイルに多く含まれており、オイルを加熱することで、さらに強い抗酸化力をもつセサモールが生成されます。
食べるだけではなくスキンケアにも使えます
毎日続ければお肌もしっとり、冷えやむくみにもプラスです
実際、いろいろなヘアケア剤、石鹸などの材料にも利用されています。
香ばしい匂いがないので、エッセンシャルオイルの香りを邪魔することもありません。
また、セサミオイルは冷えに効果的と言われるため、足のトリートメントオイルの基材に使ってみてはどうですか。
■材料
- スキンケアグレードのセサミオイル(アロマテラピーショップなどで売っています) 10ml
- エッセンシャルオイル 1滴
■作り方
よくかき混ぜて、足をはじめ、マッサージしたい部分に擦り込みながら筋肉をほぐします。
配合するエッセンシャルオイルに迷ったら、こちらエッセンシャルオイルのプロフィール記事を参考に!
酸化しにくいオイルとはいえ、余ったオイルは早めに使い切りましょう。
■使用感
程よい粘性で、軽すぎず重すぎず、といった感じ。お肌をしっとりとさせ、血行を良くするサポートになるので、冷えやすい方にオススメです。
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