アロマクレイパックの作り方

では、アロマクレイパックを作ってみましょう!  あらかじめたくさん作って容器に詰めて保存してもOKですが、クレイは劣化が早いので使いたいときにその都度作って楽しむ方がおすすめ。そのため今回は、「材料1回分のレシピ」で紹介します。

■材料と道具(1回使用分)
(材料)
・クレイ 大さじ2杯 (初心者にはカオリンがおすすめ)
・グリセリンまたは蜂蜜 小さじ1杯
・お好みの精油 2滴(今回のレシピは、ラベンダー1滴、ゼラニウム1滴)
・精製水またはローズウォーターなどの芳香蒸留水 5~10cc(小さじ1~2杯が目安)
(道具)
・計量スプーン
・クレイパックを混ぜる容器
・ゴムヘラ
※ゴムベラは、クレイをペースト状にするときも使うので、アロマクラフト専用の小さなものが好ましい


計量スプーンで、カオリンを容器へ適量入れる

計量スプーンで、カオリンを容器へ適量入れる

(1) 計量スプーンを使って、容器内へクレイを入れます。










 
少しずつ様子を見ながら、フローラルウォーターを注ぐことが大切!

少しずつ様子を見ながら、フローラルウォーターを注ぐことが大切!

(2) 精製水または芳香蒸留水以外の材料を全部合わせます。








 
滑らかなペースト状になれば出来上がり!

滑らかなペースト状になれば出来上がり!

(3) 滑らかなペースト状になるように、精製水または芳香蒸留水を少しずつ注ぎながらクレイを混ぜればできあがり!






 
■作り方のコツ
混ぜてペースト状にするだけの簡単な工程なので、気軽に取り組んでみましょう。クレイがダマにならないように、ちょっとずつ水分をぎながら様子を見て混ぜていくことがきれいに仕上がるポイントです。

おすすめの精油レシピと効果について

紫外線のダメージケアに役立ち、香りの相性もいいレシピです。アロマ講座でも人気の組み合わせなのでぜひ試してみてください!

■夏の疲れを癒す精油のレシピ
・ラベンダー 1滴
・ゼラニウム 1滴

■ラベンダー(学名 Lavandula officinalis)

「アロマテラピー」という言葉は、フランス人のある博士が自ら研究中だったラベンダーの抽出液によって、自分の火傷がとてもきれいに治癒したことから研究を重ね、これを地元の新聞に公表したことがきっかけで生まれます。

この由来からも、日焼けなど、「火傷」に近い皮膚のトラブルやダメージケアに役立つ植物として知られていたことがわかると思います。細胞成長促進作用を持ち、皮膚を再生する作用に優れています。昔から「薬草」として名高いハーブなので、「美容」というよりは「薬用」としての皮膚トラブルの役割に効果を感じています。消炎、鎮静効果もあり、日焼けのみならず、赤く炎症を起こした皮膚を優しく鎮静してくれる効果にも優れているといわれています。

※禁忌事項:通経作用(月経を促す効果)があるため妊娠初期の方は使用を控えるほうがいいでしょう。血圧降下作用があるため、低血圧の方も注意が必要です。

■ローズゼラニウム(学名 Pelargonium graveolens roseum)
「シアバター入りアロマクリームの作り方」でも紹介したように、女性にはとても好まれる香りであり、フェイシャルケアにとても役立ちます。 今回のレシピでこの精油をピックアップしたのは、瘢痕形成作用を持っていることです。皮膚に傷がある場合、傷を形成し治癒に導くという効果があることから、ダメージを受けた肌を健康に戻す効果に役立つと考えました。ラベンダーとブレンドすることで、紫外線のダメージ受けた肌を元気にしてくれる効果が期待できるブレンドだと感じています。

※禁忌事項:ホルモン様作用があるため、妊娠4ヶ月までの方、ホルモン依存型の癌(卵巣癌、乳癌など)のある方は使用を控えるほうがいいでしょう。使用の頻度や濃度にもよりますので、使用の際は主治医にご確認下さい。人により、稀に皮膚炎を起こす場合があります。敏感肌、アレルギーのある方はパッチテストを行ってから使用することをおすすめします。

【参考文献】
『増改補訂 アロマテラピー事典』 著:パトリシア・デーヴィス 訳:高林林太郎 フレグランスジャーナル社刊 2004年、『アロマテラピーのための84の精油』 著:ワンダーセラー 訳:高林林太郎 フレグランスジャーナル社刊 2004年