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デンマーク・ノルウェー・フィンランドのチーズ

酪農王国デンマークでは他の国の優れた技術をアレンジしながら、チーズ作りを進めてきました。スカンジナビア北部のラップランドにはトナカイのミルクを使ったチーズもあります。

古屋 江美子

執筆者:古屋 江美子

旅行ガイド

デンマークのチーズ

デンマークのチーズ

デンマークのチーズ(C)VisitAalborg

酪農王国デンマークでは、もちろんチーズ作りも盛ん。もっともポピュラーな「ダンボー」は、ロシアのステップチーズやオランダのエダムチーズをモデルにしたといわれるもので、マイルドでクセのない味わいです。そのほか、スイスのエメンタールをベースにした「サムソー」など、他の国のチーズを参考にしながら作られたものが多いのがデンマークチーズの特徴です。

ほかにはフランスのロックフォールをモデルにしたブルーチーズ「ダナブルー」、オランダのゴーダに似た「マリボー」などもポピュラーで、海外に輸出されているものもたくさんあります。

 
 

ノルウェーのチーズ 

ヤイトオスト

ヤイトオスト。ヤイトはノルウェー語でヤギの意味

牛よりヤギの飼育に適した風土であるため、ヤギのミルクを使ったチーズも多いのが特徴。なかでも、チョコレートのような色をした「ヤイトオスト」はキャラメルのような甘さでチーズとしては異色かも。ノルウェーを旅行していれば、ホテルの朝食などでお目にかかる機会があるはず。クセのないものなら、西ノルウェー地方の「リダー」などが有名です。
 

 

フィンランドのチーズ 

フィンランドをはじめ、スカンジナビア北部のラップランドはトナカイの生息地でトナカイ肉も名物のひとつ。そんな土地柄を反映して、トナカイのミルクを使ったチーズ「ユーストレイパ」もあります。ただ、今日では牛乳を使った工場生産のものも多いです。

世界のチーズ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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