世界で一番有名なグルメガイド

世界で一番有名といっても過言ではないグルメガイド『ミシュランガイド』。最新の『ミシュランガイド東京2018』が、2017年12月1日(金)に発売されます。
ミシュランガイド

歴代のガイドブック

そこで今回はミシュランガイドの基本をおさらい。「三つ星ってやっぱりそんなにスゴイの?」「ミシュランガイドの評価基準ってなに?」―そんな素朴な疑問に答えます。東京を含む世界の最新三つ星レストランリストも紹介!

【Index】

世界のシェフにとって、ミシュランガイドの三つ星とは?

三つ星掲載店のシェフたち

『ミシュランガイド東京 2018』三つ星掲載店のシェフたち。出版記念パーティーにて

三つ星レストラン――。美食を愛するゲストにとって、なんとも優美な響きです。シェフにとっては、どうなのでしょうか?

史上最短で三つ星シェフの座についたフランスの巨匠、ジョエル・ロブション氏。『ミシュランガイド東京 2018』でも恵比寿のジョエル・ロブションが三つ星に輝いたのをはじめ、都内3店が星の評価をされています。そんな彼が自身の著となる『ロブション自伝』(中公文庫※訳:伊藤文)のなかで次のように語っています。
「ミシュランは、あらゆるガイドの中で最も重要な位置を占めています。皆が好き勝手を言っていますが、ミシュランのレベルに達するガイドは他にないのです。そして、ミシュランの三つ星の評価以上のものは、私たちにとっては存在しない」
美食ガイドブックは数あれど、知名度でいえばミシュランガイドに勝るものはないといっては過言ではないかもしれません。フランスの卓越した美食文化に支えられ、100年以上の歴史を誇るミシュランガイド。三つ星と評価されるのは簡単なことではないからこそ、シェフにとって大きな栄誉になっているのです。

同時に、星の評価は良くも悪くもそれを維持することへのプレッシャーを感じてしまうこともあるでしょう。過去にフランスでミシュランガイドで星の評価をされた店のシェフが自殺をしたとき、星の評価が下がったことがその理由だと噂されました。真偽はどうであれ、妙に真実味を帯びて伝わったのも、ミシュランガイドの権威ゆえ……といえるかもしれません。

もちろん、“星にはとらわれず、やりたいことを真摯に続けるだけ”というシェフもたくさんいます。とはいえミシュランガイドで星の掲載をされれば予約が増えるのは必至。ゲストも世界中からやってくる。意識しなくとも影響はあります。