ダイエット効果だけじゃない、いいコトずくめのウォーキング
メタボ予防やダイエットに、手軽な有酸素運動として、ウォーキングが人気を集めています。その効果は、脂肪の燃焼だけに終わりません。すぐに始めたくなるような効果がたくさんあります。
■効果その1 余分な脂肪を燃やす!
脂肪を燃焼させるために有効なのが有酸素運動です。体重を減らすには、激しい運動を長時間続けなくてはいけないように思いがちです。しかし、実際には、早足で歩くぐらいの速度でウォーキングを続けると、脂肪が最も燃えやすい状態になるそうです。30分間歩くと、約200kcalのエネルギーが消費され、これは日本人の成人が、日常的に過剰摂取している1日のエネルギー量とほぼ同じになります。しかも、それを、10分ずつに分けても同じ効果が得られるそうです。歩くことをちょっと心掛けるだけでも、メタボ予防になりそうです。
■効果その2 疲れにくい体になる
仕事で使う筋肉は一部に片寄ってしまうため、眼や首、肩、腰などに疲労がたまり、コリや痛みとなって表れてきます。こうした局所の疲労回復には、全身運動が効果的だと言われています。足には、全身の筋肉の3分の2が集まっています。歩くことで、筋肉中の血液をスムーズに循環させることができるため、足は第2の心臓と呼ばれています。そのポンプ効果から、全身の血行が良くなり、酸素や栄養が全身へ運ばれて、疲労回復につながるわけです。また、歩くことで、心肺機能が強化されるため、疲れにくい体をつくることができます。
■効果その3 ストレス解消効果
ストレスは、精神的な疲労となって、体の不調を招いたりします。その原因は、脳内で分泌されるストレスホルモンによりますが、ウォーキングを開始してしばらくすると、快楽ホルモンと呼ばれるベータエンドルフィンやドーパミンという神経伝達物質が分泌されて、ストレスホルモンを抑えてくれるそうです。さらに、セロトニンの分泌が促進されて、脳をリラックスさせて気持ちを安定させてくれます。自律神経が落ち着くことで、からだのリズムが整い、心がリフレッシュします。ウォーキングには、ストレス解消効果があるわけです。
■効果その4 頭が良くなる!?
歩くことで、脳の神経細胞に刺激を与え、有酸素運動効果で、酸素が大量に体内に取り込まれることで、脳の働きが良くなる、ということです。頭が酸欠状態では、集中力も低下して仕事の能率も上がりません。考えに煮詰まった時は、歩くといいようです。思わず、よいアイディアがひらめくかも知れません。「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」という言葉を残したエジソンは、歩きながら考え、歩いている時にひらめきを得たそうです。
海辺のウォーキングは、気分も爽快。仕事の疲れやストレスも一気に吹き飛んでしまいそうです。 |
フリーランスで仕事をしていくと、ついつい仕事中心の生活になりがちです。ワーク・ライフ・バランスをはかるためにも、「歩く効果」を見直していただければと思います。ただし、そんなに体に良いのならばと、いきなり長時間歩いたりすると逆効果になってしまいます。体力や体調に合わせて、無理なく歩く習慣を生活に取り入れて(いえ、取り戻して)ください!
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