健康のためには栄養バランスのよい食事が理想とはいえ、なかなか時間が取れずに、ついついコンビニのおにぎりやお弁当などに頼っている人も多いはず。今回は、コンビニで食事を買う時のポイントをご紹介します。

家庭の延長になりつつあるコンビニ

朝食
出勤途中にコンビニで朝食のサンドイッチを買う人も多く見られます。
野村総研の調べではコンビニの利用頻度は、ここ10年でダントツに伸び、1人一ヶ月のうちに8回弱は利用することになるそうです(野村総合研究所調べ(PDF))。今や、コンビニの食品の棚は、家庭の延長になりつつあります。大人はもちろん、学生や塾通いの小学生の子どもまで、コンビニで食事を買うという光景は、首都圏だけでなく地方都市でも珍しいものではなくなっています。

でもコンビニのメニューといえば、唐揚げや、ハンバーグ等、脂っぽいものが多くて、しかも野菜が少なく栄養バランスが偏っている…というイメージがありませんか? もちろんたまにはそんなメニューを食べてもよいのですが、ちょっとウエストラインが気になるという方は、どんなことに気をつければよいのでしょうか?

コンビニで朝食を選ぶポイント

首都圏の場合は朝の時間もコンビニで、朝食を買うビジネスマンの姿がよく見られます。朝はエネルギー補給のために糖質をとろうと、手軽なパンやサンドイッチなどのパン類、おにぎりだけを買っている人が多いように思います。確かに、糖質は、体内で消化されてブドウ糖となり脳のエネルギーとなりますが、お昼までの集中力を高めるには、他にもたんぱく質などを初め様々な栄養素をとる方がよいという調査報告(2007年5月大塚製薬)があります。

おにぎりはできるだけ海苔付きのものがミネラル補給になりますし、玄米や発芽玄米、雑穀いりのものを選ぶとビタミン、ミネラルが補給できます。

またおにぎりに加えて、具沢山のおみそ汁や、おひたしやひじきの煮物などの野菜や海藻類をセットにしたいものです。また、もしもパンにするのであれば、ビタミン、ミネラル、食物繊維等の栄養素が豊富な全粒粉、ライ麦、ゴマなどが入った生地のパンを選びましょう。

また生野菜のサラダは、ボリュームがあるようで、案外野菜が少なく、ドレッシングなどはカロリーが意外と高いものです。野菜サラダよりも野菜ジュースや野菜スープをプラスしましょう。

最近名古屋市消費生活センターの分析で、「これ1本で1日分の野菜を使った」というようなキャッチフレーズで売られている野菜ジュースが、実はその栄養価は厚生労働省が推奨する1日の野菜摂取量を下まわっていたということがわかりました。過剰に期待しないで、副菜1品分程度にみておくほうがよいそうです。