「ワーク・ライフ・バランス」への不満は、日本が1位!

ワークライフバランスへの不満が高い日本のサラリーマン
あなたも、「ワーク・ライフ・バランス」への不満を抱えていませんか?
最近、ニュースを賑わしている「ワーク・ライフ・バランス」という言葉をご存知ですか?直訳すると「仕事と生活の調和」。仕事だけに偏重せず、生活とのバランスがとれた生き方を目指そう、というスローガンです。

世界24カ国約1万4千人を対象に行われた「ワーク・ライフ・バランスに関する世界意識調査」(2006年、インターナショナル・リサーチ・インスティチューツ)によると、参加国中日本は「全く満足していない」と感じている人の割合が最も多い結果となり(16%)、調和への「改善を試みたことがない」と答えた人の割合も66%とワースト2位の結果になっています。


少子化、家庭崩壊へのリスクも!

仕事に時間をかけすぎると、大切な生活は崩れやすくなる
仕事に時間をかけすぎると、大切な「生活」は崩れやすくなる
しかし、ワーク・ライフ・バランスの大切は認識していても、「今の状況では無理だ」「やりたくてもできない」と途方に暮れている人が多いようです。

実際、上にあげた調査でも日本ではワーク・ライフ・バランスを崩すものとして、就労時間の長さや休暇の取りづらさ、柔軟性のない就労時間、通勤時間など、“時間”を要因と考えている勤労者が圧倒的に多く、生活に時間をかけたくてもできない事情が浮き彫りになっていることが分かります。

さらに、同調査はワーク・ライフ・バランスへの不満の多い国と低出生率の相関性にも言及していますが、私もこの指摘は現実的なものであると考えます。1人より2人、2人より3人と複数の子どもを産み育てていきたいという希望は、家族と共に過ごすやすらぎの時間のなかで生まれてくるからです。

しかし、2007年の『国民生活白書』(内閣府)では、30代、40代の働き盛り男性の約3割が家族と過ごす時間が十分でないと感じ、また同居家族と共に過ごす機会が週2日以下という人が15~20%もいることが報告されており、やはり「やりたくてもできない」事情が厳然とあることが伺えます。