豆まきの正しい仕方・やり方を知り、福を呼び込もう!
豆まきのやり方も千差万別。各家庭でいつのまにかできた我が家のルール・仕方があるものですが、典型的な家庭版の豆まきの仕方をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。- 福豆を準備する
福豆とは炒った大豆のこと。豆を炒り、豆まきをする夜まで枡、または三方(神様にお供えものをする器)に入れて神棚に供えておきます。 - 豆まきは夜に行います
鬼は真夜中(丑寅の刻)にやってくるので、豆まきは夜が適しています。家族全員揃ってから行いましょう。 - 豆を撒くのは一家の主人
本来は家長の役目ですが、年男、年女、厄年の人が豆まきをする場合もあります。とはいえ、家族のイベントという意味合いも強いので家族全員でどうぞ。 - 「鬼は外!福は内!」と豆を撒く
家の玄関や窓を開けて「鬼は外!」と豆を撒き、鬼が戻らないようすぐに戸や窓を閉めてから、「福は内!」と部屋の中に撒きます。奥の部屋から順番に鬼を追い出すようにして最後は玄関まで撒きましょう(口上、方角、順番などは地方によって異なります。また、珍しい事例がたくさんあります)。胸の辺りで枡を持ち、そこから撒くような感じで撒きましょう(こちらの神主さんの写真をお手本にどうぞ)。 - 最後に豆を食べる
豆まきが終わったら、1年の厄除けを願い、自分の年齢よりも1つ多く豆を食べます。これを「年取り豆」といいます(新しい年の厄払いなので1つ多く食べる、いわゆる数え年として1つ多く食べる、もともとが数え年と考え新年の分を加えて2つ多く食べる、満年齢のまま食べるなど、地方によって数が異なる場合もあります)。数が多くて豆が食べきれない場合には、福茶を飲む方法でも構いません(節分の残りの豆で!福茶の作り方・由来)。
節分・豆まきの歌
保育の場などでは、節分や豆まきの童謡として下記のような曲が歌われています。- 「まめまき」
作詞:日本教育音楽協会/作曲:日本教育音楽協会 - 「鬼のパンツ」
作詞:不詳 ※田中星児 補作詞/ルイージデンツァ
※イタリア歌曲「フニクリ・フニクラ」替え歌
地域によって様々な節分行事
行事文化は“地方によって違う”とよく言われますが、節分は“家”によって違う場合も多く、祖父母や親が節分のルールの決め手になっていることも。みなさんのお家ではどんな節分ルールですか?
「節分に落花生を撒くって、有りですか?」
「恵方巻(丸かぶり寿司)の由来と今年の方角、恵方巻にあうおかず」
「鬼は外?内?…節分の豆まきと珍風習」
「節分の豆の食べ方…福茶でhappy」
いずれにしても、季節を彩るアクセントとして大切にしたいものですね。
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