懐紙(かいし)とは?その便利さに注目!

懐紙は無地、季節の絵柄、透かし模様入りなどがあり、30枚入りで200~300円程度。懐紙入れもお好みでどうぞ♪

懐紙は無地、季節の絵柄、透かし模様入りなどがあり、30枚入りで200~300円程度。懐紙入れもお好みでどうぞ♪

懐紙は今でも茶の湯や懐石料理の必需品ですが、興味がなければ手にとることもないはず。だからこそ、普段使いをしていると一目置かれるかもしれません。ガイド自身も茶道がきっかけで懐紙を使い始めましたが、師匠のさりげない使い方に感動し、正式な席から化粧直しにまで活躍する欲張りで素敵なアイテムだと気付きました。収納力のないフォーマルバッグでも懐紙ひとつ入れておけば安心なぐらい、様々な使い方ができます。

   

懐紙とは

懐紙とは和紙を二つ折りにしたもので、懐中していたので「懐紙」といい、昔は歌を書いたり、茶器を拭いたり、菓子をのせたりして使っていました。時代劇でも着物の襟元に懐紙がはさんであることが多く、懐紙を持つことがたしなみだったことがうかがえます。

懐紙を使うのは大人のマナー。和食を口に運ぶ際、汁などが垂れないよう手を添える(これを「手皿」といいます)のはNGで、器を持ちあげるか、懐紙を添えるのがマナーですが、実際に懐紙を使っている姿はあまり見られません。そもそも、懐紙にふれたことのない人や使い方が分からない人も多いでしょう。

また、通常は無地ですが、四季折々の柄がついた懐紙がたくさんあり、季節感も楽しめます。持ち歩くときは、紙が傷まないよう懐紙入れやポーチに収納しますが、こちらも布や紙製のタイプがあり、色柄もお好みで選べます。男性用の懐紙もありますが、女性用よりもひとまわり大きなサイズです。

 

食事の席での懐紙の使い方

懐紙の使い方 二つ折りのまま輪を手前にして持ち、受け皿にします

二つ折りのまま、輪(折り返した側)を手前にして持ち、受け皿にします

まずは、食事(和食)の席での懐紙の使い方を押さえておきましょう。着席したら膝の上や脇などに置いておき、使う際に1枚(あるいは必要な枚数)とって、二つ折りにした輪を手前にして使います。ただし、ナプキンが用意されている場合には、そのナプキンを使うのがマナーです。また、使用した懐紙は持ち帰るのが原則なので、懐紙入れに納めるか、汚れものを入れるビニール袋を持参すると良いでしょう。
  • 料理を口に運ぶときの受け皿に。手で受けるのはNG。
  • 口元、箸先、グラスについた口紅などの汚れを拭くときに。本来おしぼりは手を拭くものなので、それ以外には懐紙を使う。
  • 焼き魚の中骨を外すときに懐紙で頭を押さえると、手も汚れず、見た目もスマート。残った骨などが見苦しいときは、懐紙をかけておいても良い(かけた懐紙はそのままさげてもらって構いません)。
  • 小骨や種などを口から出すときに、口元を隠す。出したものを包む。
  • 食べ残しを包む。
  • 取り皿の代わりに。お菓子やちょっとしたものなら懐紙でOK。
  • 立食パーティーなどで、グラスの底を包んで水滴防止に。
 

外出先での懐紙の活用法

懐紙の使い方 【ぽち袋の作り方】横長に置く→左右と上下を折る→完成

【ぽち袋の作り方】横長に置く→左右と上下を折る→完成

食事の席以外でも懐紙は色々な使い方ができます。覚えておくと、いざというときに役立ちますよ。
  • ハンカチ代わりに。吸水性があるので、手を拭いたり、汗を拭いたり。
  • ティッシュペーパー代わりに。よく揉んでやわらかくして使います。
  • 化粧直しに。口紅を押さえたり、脂取り紙として使えます。
  • メモ用紙に。手帳やメモ帳がないときでもメモがとれます。
  • 一筆箋やちょっとしたメッセージカードに。手帳を破るより気が効いています。
  • ぽち袋の代わりに。心付けを渡したりお金のやりとりをする際に、ぱぱっと折るだけ。
 

懐紙は自宅でも大活躍!

懐紙の使い方 チョコをつまんでティータイム♪ また、食べきれなかったお菓子をさっと包んで持ち帰ってもらうと喜ばれます

チョコをつまんでティータイム♪また、食べきれなかったお菓子をさっと包んで持ち帰ってもらうと喜ばれます


懐紙は実用的なのに品良くみえて素敵です。
  • ケーキやお菓子の敷き紙に。お皿代わりにしてもOK。
  • ホームパーティーの紙ナプキンに。グラスに挿してセッティングするとお洒落。
  • オリジナルの箸袋やコースターに。お好きな形に折って楽しめます。
  • 天ぷらなどの敷き紙に。油を良く吸い、お皿も汚れません。
  • ちょっとお菓子を渡す際のラッピングに。おひねりにするとカワイイです。
アイデア次第でいろいろ使える便利な懐紙。さりげない懐紙テクで、女っぷりもあがるでしょう。
 
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