魚介の別々炊き込みご飯レシピ
変なタイトルのレシピになりましたが、その正体は具の魚介類とお米を別々に炊いたパエリア。スペイン語でアロス・ア・バンダといい、「別々ご飯」という意味です。
この料理のいいところは、パエリアにありがちな失敗、つまり、お米が仕上がる頃には魚に火が通りすぎてしまう、という事態を避けられること。ご飯も魚もほどよい状態で仕上がるこの「別々炊き込みご飯」是非試してみてください。なお、このレシピはスペインのアロス・ア・ダンバとは少し作り方が違いますが、私はこれから紹介するやり方のほうがおいしいと思います。
この料理のいいところは、パエリアにありがちな失敗、つまり、お米が仕上がる頃には魚に火が通りすぎてしまう、という事態を避けられること。ご飯も魚もほどよい状態で仕上がるこの「別々炊き込みご飯」是非試してみてください。なお、このレシピはスペインのアロス・ア・ダンバとは少し作り方が違いますが、私はこれから紹介するやり方のほうがおいしいと思います。
魚介の炊き込みご飯の材料(直径30cm程度のパエリアパン)
魚介の炊き込みご飯の作り方・手順
炊き込みご飯の作り方
1:みじん切りにして炒める。
まずたまねぎ、にんじん、セロリをみじん切りにして炒めます。全体に透明感が出たら、魚の頭、骨などを入れて炒め、さらに白ワインを加えます。
2:水と水煮トマトを加え、30分以上煮込む。
水と水煮トマトを加え、沸騰したら弱火にしてアクを取ります。そのまま30分以上煮込んで魚のスープを取ります。スープを漉して、塩で調味します。
3:200度のオーブンに入れる。
魚介は、うろこやはらわたを取るなど、適宜下ごしらえをします。オーブンに入れられる鍋にアサリ以外の魚介を並べ、表面にオリーブオイルを塗ります。そこにスープをたっぷり注ぎます。サフランを軽く乾燥させ、もみほぐしてからスープに加えます。
200度のオーブンに入れ、魚にぎりぎり火が通るぐらいまでローストします。
魚に火が通る少し前にアサリを加え、アサリが開いたらオーブンから出します。
200度のオーブンに入れ、魚にぎりぎり火が通るぐらいまでローストします。
魚に火が通る少し前にアサリを加え、アサリが開いたらオーブンから出します。
4:ご飯を作る。
今度はご飯を作ります。パエリアパンに油少々と米を入れ、油が全体になじむまで軽く炒めます。
魚を炊いた鍋からスープを米の倍量程度取り、米に注ぎかけて全体を平らにならし、そのまま中火から弱火で火を入れます。
魚を炊いた鍋からスープを米の倍量程度取り、米に注ぎかけて全体を平らにならし、そのまま中火から弱火で火を入れます。
5:完成。
お米の芯がなくなったら出来上がりです。途中で水が足りなくなったらスープを足します。蓋をして炊くと日本風のふっくらとしたご飯になります。蓋をしないと、パラリとしたスペイン風になります。
魚を再び温め、ご飯にパセリのみじん切りを散らして食卓に供します。
魚を再び温め、ご飯にパセリのみじん切りを散らして食卓に供します。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。