加齢は肌遺伝子の働きを鈍くする!
遺伝子も老化すると働きが鈍るそう。 |
私たちの体には約2万2千種類の遺伝子があり、肌にある遺伝子は4400種類ほど。
ランコム研究所は肌に存在する約4400種類の遺伝子を解析して、若い肌と加齢肌の遺伝子発現を比較する研究を行いました。
その結果、遺伝子の反応速度を比較すると、遺伝子がタンパク質をつくるために働くスピードは、同じ遺伝子でも、若い肌に比べ加齢肌では発現スピードが5倍も遅くなることが、ランコムの研究によってわかりました。
簡単に言うと、若い肌の遺伝子は活発に活動して遺伝子の反応も早いのに対し、加齢肌では遺伝子の反応が鈍化し、活動も遅くなるということ。
若い肌と加齢肌には特有のタンパク質がある
若い肌に多いタンパク質って? |
ランコム研究所では肌の角質から採取した700種類のタンパク質を分析した結果、一部のタンパク質が若い肌に特徴的に多く存在するもので、それが肌の若々しさに関係していることを突き止めました。
若肌タンパクと加齢タンパクの違いは?
若い肌に特徴的なタンパク質「デスモグレイン1」 |
【デスモグレイン1】……細胞膜にあって、細胞と別の細胞や組織をつないで、情報や栄養の交換などをする役割を果す。コラーゲンやエラスチンなど肌をつくる成分にも関係している。若い肌に特徴的に存在するタンパク質。
加齢肌に特徴的なタンパク質「GAPDH] |
ランコムの新美容液「ジェニフィック」
ジェニフィック(美容液)10500円/30ml:8月21日発売開始予定:ランコム |
「ジェニフィック」を2ヶ月間使用した女性25人の皮膚サンプルを分析した結果、若い肌特有のタンパク質「デスモグレイン1」が26%増加し、加齢肌特有のタンパク質「GAPDH」は54%も減少していました。
くすみ、肌活性、健康に改善を感じた人が多かったそうです。 |
また肌のくすみに関しても、「黄味」「オリーブ味」などのくすみが減少し、「明るさ」「輝く」「透明感」などが高まったという結果に。
「ジェニフィック」には、タンパク質の合成を促進する「フィトスフィンゴシン」という成分や、若い肌に特徴的な遺伝子の発現を促進する「ビオリサット」という成分が配合されています。
洗顔後の素肌を包む心地いい美容液
洗顔後の素肌につけるのが効果的。 |
美容液でありながらローションなどよりも先に、素肌に塗布することによって、肌への溶け込みを実感できます。
トロリとしたテクスチャーがフルーティーな香りとともに素肌に広がり、すうっと馴染んでいく気持ちよさで、肌の緊張もほぐれて柔らかさを取り戻す感じです。
次のページでは、シミのできやすさと遺伝子の関係についてご紹介します。