スウェーデンのグラタン風料理「ヤンソンの誘惑」
19世紀、エリク・ヤンソンというかなりカルトな宗教家がいました。信徒引き連れてアメリカにコロニーを作り、そこで菜食主義を実践していたそうです。しかし、今回ご紹介するこの料理があまりにおいしそうで、ひと口パクッ。それを弟子が見つけて、指導者に幻滅、弟子達は皆離れていった……。ウソか本当かわかりませんが、そんな逸話もうなずけるほど、おいしいスウェーデンの定番料理です。 ほかほかと体が温まり、これからの季節にぴったりですよ。
ヤンソンの誘惑の材料(2~3人分)
ヤンソンの誘惑の作り方・手順
ヤンソンの誘惑を作る
1:
じゃがいもを拍子木切りにします。
2:
たまねぎを薄切りにし、中火で5分ほど、左の写真のような感じに、やわらかくなるまで炒めます。
3:
耐熱皿にバターか油を塗り、じゃがいもの半量を敷き詰めます。
4:
炒めたたまねぎ全部をじゃがいもの上に載せ、さらにアンチョビを載せます。上からこしょうを満遍なくふりかけます。
5:
その上に残りのじゃがいもを載せ、パン粉を満遍なくふりかけます。パン粉の上からオリーブオイルをふりかけるか、ところどころに小さな角切りにしたバターを置きます。
6:
この時点でオーブンを200℃に予熱します。生クリームと牛乳を鍋に入れて火にかけ、周囲にふつふつと泡が立つまで温めます
7:
耐熱容器に温めたクリームを注ぎ入れ、200℃のオーブンで30分ほど焼きます。クリームがとろりと煮詰まり、じゃがいもが柔らかくなったらできあがりです
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。