メディテーション・アロマテラピーに使いたいエッセンシャルオイルの香り
サンダルウッド、フランキンセンス(乳香)、パチュリ、ジュニパーベリーなど
これらは「心を無にする」のをサポートする香りとして古くから宗教儀式でも使われてきた聖なる香り。場を浄化してくれます。白檀(ビャクダン)として知られるサンダルウッドはお香としてもよく知られていますね。寺院のあのなんともいえない落着く雰囲気はサンダルウッドの力もあるでしょう。
フランキンセンスは木のような柑橘のような複雑で印象深い香り。パチュリの墨のような香りも不思議と脳を休め、心に深く染みわたります。(慣れないうちはパチュリの香りは独特すぎるかもしれません!)
どちらかというと個性的な香りばかりですが、その芳香は確かなメディテーション効果があるように私自身も感じています。
ジュニパーベリーは頭脳を明晰にします。集中力を高め、意識をクリアにする香り。森林の芳香が清々しく呼吸を深くします。
メディテーション・アロマテラピーの方法
自分がリラックスできる空間を作ることは心穏やかに過ごすために大切です。 |
1)楽な姿勢をとります。椅子に坐っても横になってもOK。締め付けるような苦しい服装ではなくリラックスできる服装が良いでしょう。
2)上記のオイルの中から使いたいものをひとつ選びます。香りを広げるためには専門の芳香器(アロマライトなど。キャンドルタイプは火の心配があるのでここではオススメしません)を使う、または、熱湯を入れた陶器などにエッセンシャルオイルを落とします。
3)目を閉じます。鼻から息を吸います。できるだけ細く、長く・・・
4)そしてできるだけ細く、長く息を吐きます・・・
その間、ずっと香りに意識を集中してみてください。体の中にその香りが入ってきにくい、と感じたら香りを変えます。音楽などは基本的にかけなくていいのですが、慣れないうちは小さな音量でヒーリング音楽などをかけても良いかもしれません。
たったこれだけ。人によってはこれが難しいことがあります!目を開けたい、頭の中にある雑念が消えない、という場合も多いものです。本格的な瞑想は先生に誘導してもらって実践することもありますが、今回は簡単にリラックスできる方法をご紹介しました。
香りを使うこの方法はヨガをするときにもいいでしょう。自宅で実践するときなどはアロマの力を一緒に取り入れて実践してみてはいかがでしょうか。
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最後に、個人的なことですが私の場合は、手の平を自分の調子が悪い部分に乗せて行います。このときは調子が悪い部分にオイルの香りが届くのを意識して行ないます。私のような俗にまみれた者でも瞑想できるのでこの方法もオススメしちゃいます。
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