大人のチキン南蛮にアレンジしたレシピ
卵を衣にした鶏肉を揚げて甘酢たれにつけ、タルタルソースをかけたチキン南蛮は、なんといっても子どもたちが喜ぶ味。家族での夕ご飯やお弁当に大活躍の料理です。 今回はそんなチキン南蛮を、山椒が香る、渋い大人のための味わいにアレンジしてみました。普通のお子様向けチキン南蛮にはあまり食指の動かない人や酒肴を好む男性なども、このレシピなら、満足いただけると思います。
チキン南蛮の材料(1~2人分)
チキン南蛮の作り方・手順
チキン南蛮の作り方
1:鶏肉に下味をつけ、小麦粉をはたき、溶き卵にくぐらせる
鶏肉に塩こしょうし、小麦粉をはたき、溶き卵にくぐらせる。
2:皮目から焼く
フライパンにサラダ油を入れて弱めの中火にかけ、1の鶏肉を皮目から入れる。
3:約12分ほど火を入れ、ひっくり返す
最初小さかったピチピチという油の音が徐々に大きくなって「パチパチ」と爆ぜ始めたら、弱火にする。約12分ほどそのまま火を入れ、皮がきつね色に色づいたら、ひっくり返す。
4:玉ネギと唐辛子の準備をする
その間に、玉ねぎを薄くスライスし、水に晒し、ザルにあげておく。また、唐辛子も小口に切っておく。
5:油を切り、5~10分ほど置く
そのまま、6~8分程度火を入れて、中まで火が通ったら、フライパンから出し、てんぷら紙などの上に置いて油を切り、そのまま5~10分ほど置く。
6:食べやすい大きさに切る
食べやすい大きさに切り、皿に載せる。
7:玉ねぎを載せる
上から水気を切った玉ねぎをたっぷり載せる。
8:タレを作る
フライパンに小口切りの唐辛子、米酢、本みりん、日本酒、醤油を入れて強火にかけ、沸騰させてアルコール分を飛ばす。
9:タレをかけ、粉山椒をふる
アツアツに熱せられた8のタレを玉ねぎの上からかけ、粉山椒をふる。
ガイドのワンポイントアドバイス
酢、みりん、日本酒、醤油をすべて同量で混ぜ合わせたタレは、酸味も塩味も甘味も突出せず、非常に調和の取れた味で、ネガティブな言い方をすれば、たいへんおとなしい味です。しかし、そのおとなしさゆえに、山椒が香り立つわけです。もし、普段外食に慣れていて、強い味が好み、という方は、酢や醤油の量を増やしたり、砂糖を入れたりしてみてください。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。