二十四節気「霜降」とは? 読み方や意味、過ごし方

「霜降(そうこう)」とは、霜が降りる頃という意味

「霜降(そうこう)」とは、霜が降りる頃という意味

「霜降」は二十四節気のひとつで、「そうこう」と読みます。
 
「霜降」とは、霜(しも)が降りる頃という意味です。この時期になると気温がぐっと下がり、空気中の水分が凍って草木の表面や地面につくと霜になります。このひとつ前の節気は「寒露(かんろ)」で、寒くても凍っていない露(つゆ)でしたが、霜降では凍って霜になるのです。

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霜降はいつ?――2021年は10月23日から11月6日

霜降は二十四節気のひとつ。2021年の霜降は、10月23日から11月6日です

霜降は二十四節気のひとつ。2021年の霜降は、10月23日から11月6日です

2021年の「霜降」は、10月23日から11月6日です。霜降は二十四節気のひとつで、毎年10月23日頃~11月6日頃にあたりますが、日付が固定されているわけではありません。二十四節気は季節の移り変わりを知るために、1年を約15日間ごとに24に分けたものですが、太陽の動きに合わせて1年を24等分して決めるので一定ではなく、1日程度前後することがあるからです。

また、霜降といっても、霜降に入る日を指す場合と、霜降(二十四節気の第18)から立冬(二十四節気の第19)までの約15日間をいう場合があります。

二十四節気では、霜降の前は草木に冷たい露が降りる頃の「寒露」で、霜降の次は暦のうえで冬になる「立冬」となります。

・霜降前後の二十四節気の移り変わり
 寒露 → 霜降 → 立冬

 

霜降の初侯・次侯・末侯

二十四節気をさらに3つに分けた七十二侯は、霜降の間にこのように移り変わります。
※日付は、2021年の日付です。

■初侯:霜始降(しもはじめてふる)10月23日頃
山里に霜が降り始める「霜始降(しもはじめてふる)」

山里に霜が降り始める「霜始降(しもはじめてふる)」

山里に霜が降り始める頃。草木や作物を枯らす霜を警戒する時期です。 俳句では「初霜」は冬の季語になっています。
 
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■次侯:霎時施(こさめときどきふる)10月28日頃
ときどき小雨が降る「霎時施(こさめときどきふる)」

ときどき小雨が降る「霎時施(こさめときどきふる)」

ときどき小雨が降る頃。「霎」をしぐれと読むこともあります。ひと雨ごとに気温が下がっていきます。
 
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■末侯:楓蔦黄(もみじつたきばむ)11月2日頃
楓や蔦の葉が色づいてくる「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」

楓や蔦の葉が色づいてくる「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」

楓(かえで)や蔦の葉が色づく頃。晩秋の山々は赤や黄に彩られ、紅葉狩りの季節です。 俳句の季語には、「薄紅葉」や「初紅葉」など、色づきはじめた情景巧みに捉えた言葉があります。

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霜降の過ごし方、歳時記、食べ物

「読書週間」は秋の夜長のこの時期です

「読書週間」は秋の夜長のこの時期です

霜降の期間に「読書週間」(10月27日~11月9日)、「ハロウィン」(10月31日)、「文化の日」(11月3日)があります。
 
■読書週間:10月27日~11月9日
読書を奨励する期間で、文化の日をはさんだ2週間です。戦後間もない昭和22年に開始され、広く親しまれるようになりました。秋の夜長は読書に適しているため、「灯火親しむ」という言葉があります。
 
■ハロウィン:10月31日
ハロウィンは、秋の収穫祝いと悪霊払いをする古代ケルトの行事に由来します。日本でも、かぼちゃのランタンや、仮装を楽しむ子ども達が増えてきました。
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■文化の日:11月3日
日本国憲法が公布されたことを記念し、「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」として制定されました。皇居で文化勲章の授与式が行われ、各地で芸術文化にちなんだ行事が開催されます。
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アイデアを生かして美しい落ち葉を楽しんでみてください

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また、霜降の頃には、木々も色鮮やかに紅葉します。紅葉狩りのほか、身近な落ち葉で遊んだり、おうちで飾って楽しんだりしてみましょう。

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葉っぱ1枚で……気がつけば、あの頃の笑顔

脂が乗った秋鮭はとても美味!

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霜降の次の節気は「立冬」で、暦の上では冬に入ります。残り少ない秋に意識を向けて、旬の味覚を堪能しておくとよいでしょう。秋の味覚はたくさんありますが、なかでも秋鮭は、産卵のために川に戻ってくるので脂が乗っています。また、りんごは霜降の頃から収穫が始まります。店頭で見かけたら旬の走りを味わってみてください。

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