「植物性油脂なら安心」は大間違い!
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まずは参考までに豚の脂の各脂肪の割合です。 |
前ページの分類を踏まえまして、まず注意しなければならないのが「植物油脂」が入った加工食品です。植物由来ならば体に良い、脂肪として溜まりにくい、と単純に考えられがちですが、実際は「やし油」や「パーム油」など
牛脂や豚脂を凌ぐ飽和脂肪酸を含む植物油脂も存在しています。また、それら「やし油」や「パーム油」は安価で味も良く、しかも安定性が高い(腐りにくい)ため、
ジャンクフードやファーストフードチェーンなどで多用されています。
見える脂肪からカット!
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植物性油脂であるヤシ油の脂肪の割合です。上の豚脂もタジタジの飽和脂肪酸量です。 |
「脂肪」というと、イメージしやすいのがバターやマーガリン、食用油、肉の脂身などですが、実はほとんど全ての食品に何らかの形で脂肪は含まれており、実際に私たちが摂取する脂肪の7割はそれら食品から入ってくる
「見えない(コントロールしにくい)脂肪」と言われています。そこで、まずは、バターやマーガリン、食用油、肉の脂身など
「見える脂肪」を減らすことからスタートするのが脂肪の摂取不足を防ぎつつ、全体のエネルギーを減らすためにはおすすめの方法です。それができるようになったら、天ぷらやドーナツなど
見えないけれどそれとなく想像できる油のカットに挑戦しましょう!
以上を踏まえ、今回も3つのコースをご用意しました!
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やし油と並んで、ダイエット中に避けたい植物性油脂がこのパーム油です。インスタントラーメンやスナック菓子などのジャンクフードに使われています。 |
■松コース:自然に近い食べ物を食べる加工度が少ない自然の食べ物を、煮る、焼く、蒸す、生などの油を使わない調理法で調理し賢く脂肪を減らしましょう! ほどほどの加工、ほどほどの味付けがほどほどの脂肪摂取のコツです。
■竹コース:見える脂肪、想像できる脂肪は摂取しない。バターや食用油などの
見える脂肪や、天ぷらやマヨネーズなど
油が多いことが容易に想像できる食品の摂取を止めましょう!
何事にも白黒つけたい方はこちらのコースで!
■梅コース:和食党になる脂肪にこだわるのではなく、米、豆、魚、野菜を中心とした
日本型食生活(和食)を実践してみるのも一法です。また、別のスタイルでは、オリーブオイル、魚介類、パスタ、野菜の
地中海式食生活もおすすめです。
以上、油のご利用は計画的に!
Page 1:脂肪が足らないと肌荒れ?!
Page 2:良い脂肪と悪い脂肪の見分け方<3ヶ月集中ダイエット講座シリーズ>- ダイエット中のお酒の飲み方
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