CA実践の体調管理! 毎日充実していて元気な人の自己管理術
仕事もプライベートも充実しているのに全く疲れを感じさせない人と、いつも忙しそうにしていて疲れてみえる人。みんな同じ24時間のはずなのに、その差はどこにあるのでしょう?日々世界中をフライトし時差と戦っているキャビンアテンダント(CA)ですが、ステイ先や休日もプライベート時間をしっかりと楽しんでいます。それでも万全の体調で元気に仕事ができているのは、自己管理のおかげ。ここでは忙しくても疲れをためないCA流自己管理術をご紹介いたします。
1週間単位で調整する
CAは時差の影響で不規則な生活になりがちです。長距離フライトだと1日お風呂に入れなかったり、睡眠を取れなかったりすることも。その中でも体調管理ができているのは、その前後で調整しているからです。早朝フライトの前日は、夕方以降は休養のためスケジュールを入れない、逆に時差ボケを引きずりたくないときは、あえてフライト翌日に朝から予定を入れ、その分夜は早めに休むなど、計画的にスケジューリングしています。休日に予定がぎっしり入っているときは、フライト先での外出を控えめにし、ホテルでゆっくり休養を取ることも。
調整する方法としては、睡眠時間と自由時間を書き出し把握しておく方法がおすすめです。
「最近睡眠不足だから疲れているのか」、「自由時間が少ないからストレスを感じているのかもしれない」など、自分の心身を管理する際の指針になります。
CAはフライトと前後の休日を合わせて調整することが多いですが、週5勤務の方は1週間単位で調整をすると分かりやすいでしょう。
体調を崩しかけたときのリカバリー策を持っておく
自己管理を心がけていても、体調を崩してしまうことは誰しもあります。そのような時にはいかに早く対応するかが、悪化させない、長引かせないポイントとなります。ちょっと風邪気味かもと思った時にこれをすると復活するというリカバリー策を用意しておくのがおすすめです。
CAの間で人気なのは、緑茶でうがいをする、鼻うがいをする、岩盤浴で汗を流す、のど飴をなめる、お腹、腰、首を温める、などです。
もちろん日頃から行うにこしたことはありませんが、体調を崩し始めたときに意識的に実践するだけでも、変化を感じることができるはずです。
こまめなご褒美をルーティン化
1日の中にいくつもご褒美を用意して!
例えば、あのホテルは朝食が美味しいから気になっていた本を読みながらゆっくり朝食を取ろう、このフライトは知り合いがいないから1人でランニングに出かけようなど、ちょっとしたことで良いので、こまめにご褒美を設定するのです。
例えば、早起きが辛いときには朝食用に美味しいパンを用意する、肌触りの良いふかふかのバスタオルを用意してバスタイムを楽しみにする、通勤時間用に読みたい本を用意する、文具を好きなものでコーディネートする、など、細かいご褒美があればあるほど効果的です。
大きなプロジェクトが終わったあとに、自分へのご褒美で美味しいレストランでお食事をしたり、欲しかった鞄を買ったりということはありますが、それだとその前に充電切れになってしまうことも。ちょこちょこ充電できるご褒美が必要です。
いくら忙しくてもそれを他人に見せるのは大人な行動とは言えません。賢い自己管理で、「あの人いつ休んでいるのかな?」と噂されるような、疲れ知らずの人を目指したいですね。
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