ニューヨーク&ロンドン発!
2018年春夏トレンドカラー(流行色)
2018年春夏トレンドカラーの中でも人気が高いのはピンクとグリーン。コーディネートの正解をお教えします
米国パントン社が選んだ2018年春夏トレンドカラー
2018年春夏トレンドカラー:定番色だと「白」が人気
米国パントン社が選んだ2018年春夏のクラシックカラー(定番色)の投票結果
1位のココナッツミルクは黄みを帯びていない優しい白。2位のセーラーブルーは濃い紺色、3位のウォームサンドはその名のとおりあたたかみのあるサンドベージュです。4位のハーバーミストは色みのないニュートラルなライトグレーです。
回答者のコメントは、次の3つのタイプに分かれました。
- トップス、ボトムで取り入れ、キレイ色とコーディネートする。
- スーツやセットアップ、ワンピースなど、ワントーンでコーディネートする。
- バッグやシューズ、柄物、ピアス、帽子、ネイルなど、差し色として取り入れる。
パーソナルカラーで選ぶ、2018年春夏のトレンドカラー
パーソナルカラーを身につけるとお顔映りがよくなります
ちなみに、ココナッツミルクはサマータイプ、セーラーブルーとハーバーミストはウィンタータイプ、ウォームサンドはスプリングタイプやオータムタイプにおすすめです。
パーソナルカラーとはその人に似合う色のこと。「パーソナルカラーとは?」「イエローベースとは?」「ウィンタータイプとは?」とお思いになった方はぜひ、下記の記事をご覧ください。
20秒で診断!パーソナルカラー(似合う色)診断 女性編
20秒で診断!パーソナルカラー(似合う色)診断 男性編
※あくまでも簡易診断/自己診断です。
2018年春夏トレンドカラー:人気上位2色はピンク系
2018年春夏トレンドカラーの投票結果。ピンク系、グリーン系の人気が目を引きます
1位のピンクラベンダーはパープリッシュなパステルピンク。2位のラプチャーローズはローズレッド。どちらもロマンティックなムードを醸し出す色です。6位のブルーミングダリアはオレンジ寄りの明るいピンク。控えめながらも記憶に残る色です。このように、2018年春夏はピンク系の人気の高さが目を引きます。
■ブルーベースにおすすめ「ピンクラベンダー」
ピンクラベンダーのツイードジャケットを羽織った女性。ブルーベースにおすすめのコーディネートです
サマー(夏)タイプ 女性編
サマー(夏)タイプ 男性編
ウィンター(冬)タイプ 女性編
ウィンター(冬)タイプ 男性編
■イエローベースにおすすめ「ブルーミングダリア」
ブルーミングダリアのチェック柄テーラードジャケットを羽織った女性。イエローベースにおすすめのコーディネートです
パーソナルカラーの4つの基本タイプの詳細は、下記の記事をご覧ください。
スプリング(春)タイプ 女性編
スプリング(春)タイプ 男性編
オータム(秋)タイプ 女性編
オータム(秋)タイプ 男性編
2018年春夏トレンドカラー:グリーン系も人気
3位のアルカディアはレトロな趣きのあるブルーグリーン。4位のライムパンチは、柑橘系のようなシャープな存在感で、新しい調和をもたらします。9位のナイルグリーンは穏やかなライトイエローグリーン。個性豊かなグリーン系の人気も健闘しています。■ブルーベースにおすすめ「アルカディア」
アルカディアのパンツが印象的な女性。ブルーベースにおすすめのコーディネートです
サマー(夏)タイプ 女性編
サマー(夏)タイプ 男性編
ウィンター(冬)タイプ 女性編
ウィンター(冬)タイプ 男性編
■イエローベースにおすすめ「ナイルグリーン」
ナイルグリーンののツイードジャケットを羽織った女性。ベージュやブラウン系と合わせると、ナチュラルな癒しムードを醸し出します
スプリング(春)タイプ 女性編
スプリング(春)タイプ 男性編
オータム(秋)タイプ 女性編
オータム(秋)タイプ 男性編
選択肢に加えたいパープル系
記事「パントンが選ぶ2018年の色「ウルトラ・バイオレット」」で紹介したように、パントン社は2018年らしさを表現する色として、パープル系を選択肢に加えることを提案しています。アンケート結果では、10位のオールモストモーブ、12位のスプリングクロッカス、14位のウルトラバイオレットというように、パープル系は下位に甘んじています。誰もが着たい色ではないからこそ、いつものコーディネートに取り入れるとちょっと差のつくおしゃれを楽しむことができます。
白いブラウスにパープル系のフラワー柄スカートを履いた女性。ブルーベースにおすすめのコーディネートです
キレのよさより、ロマンティックなムードが人気
ニューヨークとロンドンのカラーパレットを比較すると、ロマンティックなロンドンのカラーパレットの人気が上回りました
ニューヨークのカラーパレットには、アルカディア(青緑)、リトルボーイブルー(青)、チリオイル(茶)、スプリングクロッカス(紫)、エンペラドール(茶)の5色が加わります。暗いブラウン系が2色あるせいか、キリッと引き締まったイメージのカラーパレットとなっています。
ロンドンのカラーパレットには、アッシュローズ(べージュ)、ナイルグリーン(黄緑)、パレスブルー(青)、ラプチャーローズ(ピンク)、スパイスドアップル(茶)の5色が加わります。暗いブラウンが1色がありますが、全体的に明るく柔らかい色が多いせいか、ロマンティックで優しいイメージが感じられます。
上図のように、アンケートでは、ニューヨークよりもロンドンを選んだ方が若干多いという結果になりました。
2つのカラーパレットが示すように、組み合わせる色をほんの少し変えるだけで、イメージはがらりと変わります。かっこいいイメージを狙うならニューヨークのカラーパレットを、ロマンティックなムードを楽しみたい方はロンドンのカラーパレットを参考に、2018年春夏のファッション計画を立ててみませんか?
【参考】
FASHION COLOR TREND REPORT NY Fashion Week Spring 2018
FASHION COLOR TREND REPORT London Fashion Week Spring 2018
【ガイドからお知らせ】
ウェブアンケートを活用して、カラーリサーチを実施しています。匿名でご回答いただけますので、ご協力をお願いいたします。アンケートの結果は、今後の記事に活用させていただきます。
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