寝付けないのには理由がある!
なかなか寝付けない夜、眠なきゃと思えば思うほど眠れなくなってしまうものですよね。明日も朝早いのに、眠れないまま気づけば1時間過ぎていた!なんていう時は、つい焦ってイライラしてきてしまいます。世界各地をフライトする国際線CAは、時差で眠るのが大変そうなイメージを持たれることが多いのですが、実は特技として「いつでもどこでも自由自在に眠れること」という人がとても多いのです。これは元々の資質というより、仕事の中で身についた能力と言えます。眠れないと一言でいっても、その理由は様々。それぞれの理由に合った対策が必要になります。ここでは眠れない理由別の対処法をご紹介いたします。
頭が冴えて眠れない
直前まで仕事をしていたり、大きなプロジェクトを手掛けている時などによくありがちなのがこのパターン。身体が疲れていても頭がハイ状態になっているため、交感神経が優位になってしまっていて寝付けないのです。寝ようとすると仕事のアイディアがどんどん出てきてしまう、なんていう時もこのパターン。このような時は頭がフル回転して熱くなっていることが多いので、保冷剤などをタオルにくるみ頭を冷やしてあげるのが効果的。仰向けで眠れない方は、おでこに貼るタイプのものを利用するのもおすすめ。スーっとクールダウンして嘘のようにすんなり眠りにつけることが多いですよ。
あれこれ考えてしまい眠れない
「あの問題はどう解決しようかな」、「こうなったらどうしよう」など、とりとめもなくあれこれと考えが浮かんでは消えという時がこのパターン。考えだすと止まらなくなってしまいますが、冷静に考えてみると今この場で考えなくてもいいことがほとんどです。夜は思考がネガティブに傾きやすい時間帯でもあるので、翌朝すっきりした頭で考えた方が良いアイディアも浮かぶはず。「これについて考えなきゃ」ということはとりあえず忘れないようにメモをして、安心して頭の中から追い出しましょう。その後はひたすら呼吸に集中して、呼吸の数を数えます。この時吸う息よりも吐く息を長くするように意識するのがポイント。つい考え事をして数を数え忘れてしまっていることがあると思いますが、そんな時はまたゼロから数えなおすというのをひたすら繰り返します。私自身何度もこの方法を試していますが、30までたどり着くまえに眠ってしまっていることがほとんどです。
次は「体が疲れて眠れない時の対処法」について考えます。