菌活のアンチエイジング効果とは?
それでは、菌活にはどんなアンチエイジング効果があるのでしょうか? その代表的なものをご紹介しましょう。■美肌・美白効果
肌の乾燥を防ぎ、肌のキメやハリを整える美肌効果や、シミやくすみを改善する美白効果が!
「菌類」が作り出すキノコは、どれも歯ごたえと食べごたえがあり、ボリュームたっぷりなのに、低カロリーで食物繊維が豊富です。そのため、食事のカロリーを減らしたい人やダイエット中の人にピッタリです。さらにヨーグルト・チーズ・漬け物などを作る「乳酸菌」と一緒に食べることによって、腸内の善玉菌の働きを活発にして、お腹の調子を整えて便秘を解消し、むくみを解消します。
■骨・血管の健康維持
納豆を作る「納豆菌」には、カルシウムの吸収効率を向上させる働きがあり、骨を強くします
酢を作り出す「酪酸菌」には、体内の疲労物質を減らして体外に排出する働きがあり、疲れを溜まりにくくする働きがあります。運動後に酢の入ったドリンクなどを飲むと、筋肉の疲れが早く回復します。
■抗アレルギー作用
ヨーグルト・チーズ・漬け物などを作る「乳酸菌」の一部には、花粉症などのアレルギーを発症させにくいようにする働きや、アレルギーの諸症状を改善する働きが認められています。
■抗酸化・血圧・血糖の安定
年齢を重ねた人ほど、菌活を意識した食事に切り替えて、食べるアンチエイジングを実践しましょう
菌活に用いられる食品は、ヒトの体内で吸収しやすい状態になったものが多いため、年齢を重ねた人ほど、菌活を意識した食事に切り替えて、食べるアンチエイジングを実践しましょう。
簡単な菌活メニュー&実践法
菌活で大切なのは、なるべく自分で手作りすることです。そのためには、簡単にできるメニューが良いですよね。それに菌活食品は、熱を嫌うものが多いため、あまり長時間加熱する手の込んだ料理は不向きなので、誰にでもすぐ作れる手間いらずの菌活メニューをご紹介します。- キノコ
食べやすい大きさに切ったキノコをオリーブオイルで炒めてコショウをふりかけ、食べるときにレモンを絞りましょう、塩分ゼロでヘルシーです。
【菌活メニュー】キノコのオリーブオイル炒めレモンがけ
- ニンニクみそ野菜
みそ大さじ2に、好みでおろしニンニクやおろしショウガを混ぜて、生のキュウリ、ニンジン、セロリ、大根、トマト、みょうが、カボチャ、ネギ、なすなどを適当な大きさに切ったものに付けて食べます。蒸した野菜でもおいしいです。
【菌活メニュ】ニンニクみそ野菜
- 酒粕・塩麹漬け
酒粕や塩麹に野菜・肉・魚の切り身などを漬け込んで食べましょう。味や香りが豊かになり、消化・吸収しやすくなります。
【菌活メニュー】酒粕・塩麹漬け
- 酒粕入りみそ汁
野菜たっぷりのみそ汁を作り、最後に大さじ2の酒粕を加えて溶かします。酒粕の風味と香りがみそとマッチしておいしいですよ。 - カニとキュウリの酢の物
カニ缶とスライスしたキュウリを酢とオリゴ糖2:1で混ぜたタレと合えます。
【菌活メニュー】酒粕入りみそ汁
【菌活メニュー】カニ缶とキュウリの酢の物