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アンチエイジングに…5つの若返りスパイス!調理不要で肌と髪を守る

調理不要で、肌と髪を老化から守る5つのスパイスと、その食べ方を紹介します。若さをアピールするなら肌と髪を美しく保つこと。そのためには、肌を髪を生み出す細胞の力を衰えさせないように、まず食事に気をつけて、内側からアンチエイジングケアをはじめましょう。

宇山 恵風

執筆者:宇山 恵風

アンチエイジングガイド

アンチエイジングに! 美肌と髪をケアするスパイスとは?

アンチエイジングに…5つの若返りスパイス

肌も髪も細胞が老化して生み出す力が衰えて代謝が落ち、薄毛やシワ、たるみ、シミなどが目立ち始めます

美しい肌と髪は、若さの象徴。でも年齢とともに肌も髪もツヤ、コシ、弾力が失われてしまいます。
その原因は、代謝(ターンオーバー)の乱れ。肌も髪も一定の周期で古いものと新しいものが入れ替わりますが、肌や髪を作る細胞が老化すると、新しい細胞を生み出す力が衰えて、髪が薄くなり、肌のシワ、くすみ、たるみなどが目立ち始めるのです。

そこで今回は肌と髪を内側からケアする、つまり食べてケアする、とても簡単な方法を紹介します。特別なレシピも手間のかかる調理も必要ありません。あなたが食べるもの、飲むものに、ササッとひと振りするだけで、肌と髪の細胞を元気にする5つのスパイスを、ぜひ食事に取り入れてください。
   

その1 シナモンを、コーヒー、牛乳、ヨーグルト、果物にひとふり

シナモンは肌や髪の細胞に栄養を送る毛細血管を丈夫にします

シナモンは肌や髪の細胞に栄養を送る毛細血管を丈夫にします

肌と髪の細胞を元気にするスパイスとして、最初に紹介するのが「シナモン」です。シナモンは、体中にある毛細血管という髪の毛よりも細い血管の老化を防いで丈夫にします。毛細血管は、肌や髪を作る細胞に栄養と酸素を届ける大切な役割を持っています。毛細血管が丈夫で滞りがなければ、皮膚や髪を作る細胞に栄養と酸素を十分に届けられるので、薄毛や肌の老化を予防してくれます。

シナモンには脂肪がつきにくくして、さらに血糖値を下げる働きがあるため、ケーキや甘いドリンクと一緒に食べることが多いのです。肌や髪だけでなく、ダイエットや健康にも良いシナモン。その芳醇な香りを楽しみながら、ぜひ毎日の食事に取り入れてください。

シナモンは、乾燥したスティックはやや高価なので、粉末パウダー状になったものを、コーヒーやホットミルクなどにふりかけて召し上がると良い香りがします。
ガイドは果物のシナモンがけが好きで、バナナ、りんご、オレンジ、キウイなど、どんな果物にも合い、シナモンの味と香りで、スイーツを食べているような気分にさせてくれるため、デザート感覚で楽しめます。ヨーグルトにシナモンをひとふりするのもオススメです。
 

その2 にんにくで刺激的においしく

にんにくは血行を促進して新しい細胞を作る力を高めます

にんにくは血行を促進して新しい細胞を作る力を高めます

次に紹介するのが「にんにく」です。にんにくには強力な抗酸化力と抗菌力があり、体内で発生して細胞を傷つける活性酸素や悪玉コレステロールを減らすアリシンという成分を持っています。アリシンは血行を促進して細胞に栄養と酸素を運んでくれます。

さらにニンニクには新しい細胞を作り出す力を高めるビタミンB6も豊富です。ぜひ、いろいろな料理ににんにくを活用してください。すりおろしたにんにくや、スライスなどを、薬味やスパイスとして使うのも味と香りのアクセントになりますよ。
 

その3 しょうがで体を温める

しょうがは体を温めて血行を促進します。チューブ入りのすりおろしを活用しましょう

しょうがは体を温めて血行を促進します。チューブ入りのすりおろしを活用しましょう

「しょうが」も、肌と髪の若さを保つためにぜひ日頃から取り入れて欲しい食材。しょうがにはジンゲロールショウガオールという免疫力や抗酸化力を高める働きを持つ成分が含まれています。さらに体を温めて血行を促進し、肌や髪を作る細胞に栄養を送る末梢血管の血流を改善します。

毎日の食事に薬味として取り入れたり、肉や魚と一緒に焼くのもいい香りづけになります。チューブ入りのすりおろしたしょうがをめん類やスープに加えるのも簡単ですね。
 

その4 ウコンをインスタント食品やスナック菓子に

ウコンの黄色い色素クルクミンはデトックス効果と肝臓の働きを高めて血液をきれいにします。難しく考えずに、スナック菓子にふりかけてもOKですよ

ウコンの黄色い色素クルクミンはデトックス効果と肝臓の働きを高めて血液をきれいにします。難しく考えずに、スナック菓子にふりかけてもOKですよ

「ウコン」はカレーに使う食材として有名ですね。最近では、肝臓を守る働きがあるために、お酒を飲む前後にウコン入りのドリンクを飲む人が増えています。

ウコンに含まれる黄色い色素成分はクルクミンと呼ばれ、クルクミンにも強力な抗酸化力と、有害物質を排出して大切な肝臓を守る解毒作用、デトックス効果が認められています。また有害物質やストレス、活性酸素などで傷ついた細胞を修復して元気にさせる働きもあります。

調理が大変そう? いえいえ、自分でイチからウコンを使ったカレールーを作らなくてもいいのです。レトルトカレーやカレー味のカップめん、スナック菓子などに粉末のウコンをふりかけるだけでも、手軽にウコンを取り入れることができます。
 

その5 パプリカの赤で色鮮やかに

パプリカのカプサンチンという成分は強力な抗酸化力で肌と髪の細胞を守ります

パプリカのカプサンチンという成分は強力な抗酸化力で肌と髪の細胞を守ります

最後に紹介するのが「パプリカ」。赤ピーマンを乾燥させて粉末にしたスパイスで、一見すると辛そうですが、実は甘味もあり、クセのないスパイスです。

パプリカの赤い色素には、カプサンチンというカロテノイドの一種が大量に含まれていて、カプサンチンの強力な抗酸化力が細胞の老化を防ぎます。またカプサンチンの善玉コレステロールを増やす働きで、血管の内側に汚れた脂質がこびりつかないようにして、血管の流れを良くします。

パプリカは香りもなく、クセもないスパイスなので、肉料理、魚料理、サラダ、スープなど、どんな料理にふりかけても邪魔にならず、鮮やかな赤い色が食欲をそそります。
 

5つのスパイスを無理なく食事にオン!

シナモン、にんにく、しょうが、ウコン、パプリカが肌と髪を守る5大アンチエイジングスパイスです

シナモン、にんにく、しょうが、ウコン、パプリカが肌と髪を守る5大アンチエイジングスパイスです

シナモン、にんにく、しょうが、ウコン、パプリカ……この5つのスパイスは、どれも手に入りやすいものばかり。にんにくやしょうがはチューブ入りのものもありますから、無理せず、長続きしそうな方法で、5大アンチエイジングスパイスを生活に取り入れて、肌と髪を若々しく、美しく保ってくださいね!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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