アンチエイジングに! 美肌と髪をケアするスパイスとは?
肌も髪も細胞が老化して生み出す力が衰えて代謝が落ち、薄毛やシワ、たるみ、シミなどが目立ち始めます
その原因は、代謝(ターンオーバー)の乱れ。肌も髪も一定の周期で古いものと新しいものが入れ替わりますが、肌や髪を作る細胞が老化すると、新しい細胞を生み出す力が衰えて、髪が薄くなり、肌のシワ、くすみ、たるみなどが目立ち始めるのです。
そこで今回は肌と髪を内側からケアする、つまり食べてケアする、とても簡単な方法を紹介します。特別なレシピも手間のかかる調理も必要ありません。あなたが食べるもの、飲むものに、ササッとひと振りするだけで、肌と髪の細胞を元気にする5つのスパイスを、ぜひ食事に取り入れてください。
その1 シナモンを、コーヒー、牛乳、ヨーグルト、果物にひとふり
シナモンは肌や髪の細胞に栄養を送る毛細血管を丈夫にします
シナモンには脂肪がつきにくくして、さらに血糖値を下げる働きがあるため、ケーキや甘いドリンクと一緒に食べることが多いのです。肌や髪だけでなく、ダイエットや健康にも良いシナモン。その芳醇な香りを楽しみながら、ぜひ毎日の食事に取り入れてください。
シナモンは、乾燥したスティックはやや高価なので、粉末パウダー状になったものを、コーヒーやホットミルクなどにふりかけて召し上がると良い香りがします。
ガイドは果物のシナモンがけが好きで、バナナ、りんご、オレンジ、キウイなど、どんな果物にも合い、シナモンの味と香りで、スイーツを食べているような気分にさせてくれるため、デザート感覚で楽しめます。ヨーグルトにシナモンをひとふりするのもオススメです。
その2 にんにくで刺激的においしく
にんにくは血行を促進して新しい細胞を作る力を高めます
さらにニンニクには新しい細胞を作り出す力を高めるビタミンB6も豊富です。ぜひ、いろいろな料理ににんにくを活用してください。すりおろしたにんにくや、スライスなどを、薬味やスパイスとして使うのも味と香りのアクセントになりますよ。
その3 しょうがで体を温める
しょうがは体を温めて血行を促進します。チューブ入りのすりおろしを活用しましょう
毎日の食事に薬味として取り入れたり、肉や魚と一緒に焼くのもいい香りづけになります。チューブ入りのすりおろしたしょうがをめん類やスープに加えるのも簡単ですね。
その4 ウコンをインスタント食品やスナック菓子に
ウコンの黄色い色素クルクミンはデトックス効果と肝臓の働きを高めて血液をきれいにします。難しく考えずに、スナック菓子にふりかけてもOKですよ
ウコンに含まれる黄色い色素成分はクルクミンと呼ばれ、クルクミンにも強力な抗酸化力と、有害物質を排出して大切な肝臓を守る解毒作用、デトックス効果が認められています。また有害物質やストレス、活性酸素などで傷ついた細胞を修復して元気にさせる働きもあります。
調理が大変そう? いえいえ、自分でイチからウコンを使ったカレールーを作らなくてもいいのです。レトルトカレーやカレー味のカップめん、スナック菓子などに粉末のウコンをふりかけるだけでも、手軽にウコンを取り入れることができます。
その5 パプリカの赤で色鮮やかに
パプリカのカプサンチンという成分は強力な抗酸化力で肌と髪の細胞を守ります
パプリカの赤い色素には、カプサンチンというカロテノイドの一種が大量に含まれていて、カプサンチンの強力な抗酸化力が細胞の老化を防ぎます。またカプサンチンの善玉コレステロールを増やす働きで、血管の内側に汚れた脂質がこびりつかないようにして、血管の流れを良くします。
パプリカは香りもなく、クセもないスパイスなので、肉料理、魚料理、サラダ、スープなど、どんな料理にふりかけても邪魔にならず、鮮やかな赤い色が食欲をそそります。
5つのスパイスを無理なく食事にオン!
シナモン、にんにく、しょうが、ウコン、パプリカが肌と髪を守る5大アンチエイジングスパイスです
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