IFPAの会員資格とは
IFPAの会員資格には、正会員(フルメンバー)、準会員、学生会員、フレンド会員、科学研究員、任意会員、特別会員、 名誉会員 などのカテゴリーがあります。
IFPA認定スクールで規定のトレーニングを受講し、IFPAの認定試験に合格し、 保険加入などの条件を満たすことができれば、IFPA正会員になります。 正会員のみが、英国IFPA認定アロマセラピストと名乗り、肩書きにMIFPA を使用することができます。
なお、英国IFPAアロマセラピストの資格を更新するためには、毎年CPDを12ポイント取得する必要があり、継続学習が必要となります。
IFPAの正会員になると、協会の名簿に登録される他、英国政府認定の補完・自然療法委員会である「Complementary & Natural Healthcare Council (CNHC)」に登録する事ができます。
会員には、最新の精油研究や臨床報告等、貴重な情報が満載のジャーナル“In Essence”が送られます。また、会員になると、毎年イギリスで開催されるIFPAカンファレンスに優待価格で参加できます。会員の多くが補完療法の分野で活躍しているため、カンファレンスの内容も大変アカデミックであり、毎年、世界各国で活躍しているアロマセラピストが集い、情報交換などもさかんに行われています。
2014年に国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟IFPA日本支部が誕生したため、今後は、日本でのカンファレンスも毎年行われることになります。
JIFPAカンファレンスの様子
アロマテラピーの資格で、日本国内で最も規模が大きいのが、日本アロマ環境協会であり、様々な学術研究、専門セミナーなども各地で行われています。その他にも、ナードアロマテラピー協会、日本アロマコーディネーター協会などがあり、各団体ともに特徴があり、多方面で活躍しているアロマセラピストはおります。
それでは、英国IFPAアロマセラピストは、何が違うのかというと、国際的に知られているアロマテラピーの資格という点が異なっています。認定校も、いくつかの国にあり、それぞれの国のスパや医療、福祉業界で英国IFPA認定アロマセラピストとして活躍しているため、セラピストとして国際的に活躍したい人にも適した資格であると言えます。
日本人のアロマセラピストも、国内のホテルスパ、海外のホテルスパの他、国内外のペインクリニック、心療内科、産婦人科、皮膚科、ホスピスなどの医療機関などでも活躍しているセラピストがおります。それは、医療・福祉機関やホリスティックセラピー業界などで活躍できるような教育内容になっているためです。 なお、現在のIFPAの正会員数(英国IFPA認定アロマセラピスト)は英国内で2000名。日本の正会員数は300名となっております。
次頁では、日本国内のIFPA認定スクールをご紹介いたします。