イタリアンの基本/簡単イタリアンレシピ

レバーペーストのレシピ……おもてなしにも最適・栄養満点!

野菜もたっぷり! 保存もできて重宝するのが、このレバーペーストのレシピです。リーズナブルな食材ばかりで、レストランの味わいを再現できるので、常備食にもなります。子供のおやつにも最適です! 保存も可能なことから、急な来客時にも重宝します。

沈 唱瑛

執筆者:沈 唱瑛

イタリアンの基本ガイド

レバーペーストのレシピ……おもてなしにも最適・栄養満点!

所要時間:60分以上

カテゴリー:サブのおかずペースト

レバーペーストは常備品なのにおもてなし感あり!

イタリアでは、トーストにレバーペーストを塗るクロスタータという料理名で出されることが多く、古都フィレンツェを中心としたトスカーナでよく見られます。子供の栄養補給としても理にかなっていますし、我が家ではこのレバーペーストは欠かせません! 保存も可能なことから、急な来客時にも重宝します。
 

レバーペーストの材料(4人分)

自家製レバーペースト
鶏レバー200g
牛乳適量
たまねぎ1/2個
にんじん1/2本
セロリ1/4本
ニンニク1/2片
マルサラ酒200ml
ナツメグ適量
適量
ローリエ2枚
オリーブオイル大さじ1

レバーペーストの作り方・手順

レバーペーストの作り方

1レバーの血抜きをする

レバーの筋を取り除き、ボウルに入れて、ひたひたになるよう牛乳を注ぐ。ひと晩、冷蔵庫で寝かせて臭みと血抜きをする。<br />
レバーの筋を取り除き、ボウルに入れて、ひたひたになるよう牛乳を注ぐ。ひと晩、冷蔵庫で寝かせて臭みと血抜きをする。

2野菜を炒め、レバーを加える

厚底鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ、中火にかける。みじん切りにしたタマネギ、ニンジン、セロリを入れ、塩をふって炒める。野菜がしんなりしてきたら、一口大に切ったレバーを加えて炒める。<br />
厚底鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ、中火にかける。みじん切りにしたタマネギ、ニンジン、セロリを入れ、塩をふって炒める。野菜がしんなりしてきたら、一口大に切ったレバーを加えて炒める。
レバーは、切る前に牛乳を拭き取っておきます

3マルサラ酒、ローリエ、ナツメグを入れ、煮詰める

レバーの色が変わったら、マルサラ酒、ローリエ、ナツメグを入れて、水分が飛ぶまで煮詰める。完全に水分が飛ぶ前に、火を止める。<br />
レバーの色が変わったら、マルサラ酒、ローリエ、ナツメグを入れて、水分が飛ぶまで煮詰める。完全に水分が飛ぶ前に、火を止める。
若干汁気を残して火を止めます

4ミキサーで撹拌する

ハンドミキサーかミキサーで撹拌して、ペースト状にする。<br />
ハンドミキサーかミキサーで撹拌して、ペースト状にする。
すこし粗熱をとってからミキサーにかけます

5冷蔵庫で4~5時間寝かす

ペーストにしたら冷蔵庫で4~5時間寝かす。できあがりは、軽く焼いたバゲットにナッペしてサービスする。<br />
ペーストにしたら冷蔵庫で4~5時間寝かす。できあがりは、軽く焼いたバゲットにナッペしてサービスする。
瓶に詰めて、冷蔵庫で4~7日間持ちます

ガイドのワンポイントアドバイス

トスカーナでは、マルサラでなくヴィンサントという甘いワインを使用しますが、日本ではなかなか入手できないのでマルサラを利用します。マルサラは甘口と辛口がありますが、甘口のドルチェを選びます。マルサラが手に入らない場合、ポルト酒などでも代用可能です。好みで豚レバーを加えても美味しく頂けます。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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