レバーペーストは常備品なのにおもてなし感あり!
イタリアでは、トーストにレバーペーストを塗るクロスタータという料理名で出されることが多く、古都フィレンツェを中心としたトスカーナでよく見られます。子供の栄養補給としても理にかなっていますし、我が家ではこのレバーペーストは欠かせません! 保存も可能なことから、急な来客時にも重宝します。
レバーペーストの材料(4人分)
レバーペーストの作り方・手順
レバーペーストの作り方
1:レバーの血抜きをする
レバーの筋を取り除き、ボウルに入れて、ひたひたになるよう牛乳を注ぐ。ひと晩、冷蔵庫で寝かせて臭みと血抜きをする。
2:野菜を炒め、レバーを加える
厚底鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ、中火にかける。みじん切りにしたタマネギ、ニンジン、セロリを入れ、塩をふって炒める。野菜がしんなりしてきたら、一口大に切ったレバーを加えて炒める。
レバーは、切る前に牛乳を拭き取っておきます3:マルサラ酒、ローリエ、ナツメグを入れ、煮詰める
レバーの色が変わったら、マルサラ酒、ローリエ、ナツメグを入れて、水分が飛ぶまで煮詰める。完全に水分が飛ぶ前に、火を止める。
若干汁気を残して火を止めます4:ミキサーで撹拌する
ハンドミキサーかミキサーで撹拌して、ペースト状にする。
すこし粗熱をとってからミキサーにかけます5:冷蔵庫で4~5時間寝かす
ペーストにしたら冷蔵庫で4~5時間寝かす。できあがりは、軽く焼いたバゲットにナッペしてサービスする。
瓶に詰めて、冷蔵庫で4~7日間持ちますガイドのワンポイントアドバイス
トスカーナでは、マルサラでなくヴィンサントという甘いワインを使用しますが、日本ではなかなか入手できないのでマルサラを利用します。マルサラは甘口と辛口がありますが、甘口のドルチェを選びます。マルサラが手に入らない場合、ポルト酒などでも代用可能です。好みで豚レバーを加えても美味しく頂けます。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。