美肌のためのアロマブレンドレシピ・使い方
美肌のためのアロマブレンドレシピ・使い方
いつもより肌が荒れている時は、身体がSOSを発信しているときともいえます。 肌荒れが気になるときは、お化粧でごまかさずに、身体の不調に敏感に反応したいもの。年齢を重ねても、素肌美人でいるためのコツは、様々な観点からお話しをしたくなりますが、今回は、アロマの美肌ブレンドと、就寝前のお手入れに絞りご紹介いたします。
就寝前の1時間前には、PCやテレビなどをOFFにし、五感ケアを!
皮膚表面の血流は起きている時より眠っている時の方が多くなります。日中よりも睡眠中の方が肌に必要な酸素や栄養が運ばれやすいため、寝る前は絶好の美肌ケアの時間。日中は紫外線、大気汚染、ストレスなどで 活性酸素が多く発生したり、糖化が進みますが、深い眠りに入っているときには成長ホルモンも分泌され、血流もよくなっているため、傷ついた肌を休め、修復・再生を促してくれるのです。質の高い睡眠をとりツヤツヤ美肌になるためには、規則正しい生活も大切です。眠る前にはていねいなスキンケアをして肌を保湿しましょう。お肌が美しくなる音楽としても注目されているモーツアルトなどの音楽を聞き、五感を刺激。ハーブティーを飲むときには、ローズヒップとヒースのブレンド1:1で。ちなみに、ローズヒップには、レモンの20倍のビタミンCが含まれ、ヒースの成分には、アルブチン(美白)が含まれています。
肌の再生を促すために、美肌によい習慣をどんどん取り入れ、内からは成長ホルモン、外からはアロマスキンケアのダブルケアを。心地よいアロマの香りに睡眠の質も深まり、肌は睡眠中にケアされ、美しさをキープしてくれることでしょう。
美肌に導くアロマブレンド
美肌のためには、環境も大切。今、最も惹かれる色合いのお花を美肌ケアをするスペースに飾っておきましょう
化粧水やフローラルウォーターで保湿した後、ローズヒップオイル5ml アルガンオイル5ml ネロリ1滴、フランキンセンス2滴落として混ぜ合わせたブレンドオイルでフェイシャルマッサージを行いましょう。美肌に効果的なベースオイルや精油をブレンドすることで、相乗効果が期待できます。
■フランキンセンス
老化したお肌の強壮や収斂作用 、皮膚の細胞を再生して活性化する作用、皮脂バランス調整作用、瘢痕形成(創傷治癒)作用、抗炎症作用、シワの改善に。
■ネロリ
新陳代謝UPや肌の弾力を回復させる作用。細胞成長作用があるので老化肌・乾燥肌などのケアに。安眠効果も期待できます。
■ローズヒップ
ローズヒップには、お肌を作り上げるのに必要なオレイン酸をはじめとする不飽和脂肪酸とお肌に欠かせない天然ビタミンA・C・Eが豊富に含まれています。(冷蔵庫で保管した方がよいオイルです)
毛穴ケア、シミ・シワ・くすみの改善、肌の免疫力を高め日焼けしにくい肌に、紫外線などによるメラニン生成を抑制し水分バランスを正常化。色素沈着を徐々にやわらげてくれます。
■アルガンオイル
アルガンオイルは、美肌に導く理想的なバランスをもった天然成分で、ビタミンEや ポリフェノールも豊富です。保湿力(貯水力)も高く乾燥による小じわのケアにも◎。くすみ、ざらつきなど、エイジングサインも速やかにケアします。肌の ターンオーバーが整い、メラニンが排出しやすい状態になります。夜のマッサージに使い続けると、肌に透明感が出てきます。
アロマオイルでフェイシャルマッサージ
アロマのブレンドオイルは、使う直前にブレンドするのが理想的ですが、お時間のあるときに効能別に作り置きしておくのも便利です。
まず、右手の2本の指で左の鎖骨を挟み、外側に向って4回プッシュ、その後は、内側から外へと流していくこと。鎖骨はリンパのゴミ箱ですから、鎖骨付近を押さえるだけでも老廃物の流れが良くなり、むくみが取れるのです。
鎖骨は、リンパの最終出口でもありますが、最終出口をスッキリさせておいてから、徐々に遠くのリンパ節まで行った方が効果的なのです。体中のほとんど のリンパ(右腕以外)は、左鎖骨の下で静脈に合流し、排泄されます。リンパが集まるということは、詰まりやすい部分ということです。マッサージを行う際に は、最初にこの鎖骨の下にあるリンパ節をほぐすようにして流しておくことをおすすめします。
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