適切な「建物分離度」選びがよりよい二世帯住宅の鍵
水回りや玄関などの独立・共用の度合いを「建物分離度」と呼びます。良いプランニングをするためには、同居スタイルに合った建物分離度を見極めることが一番の鍵となります。生活にフィットする建物分離度が、理想の二世帯住宅につながるのです。そこで「夕食スタイル」をスタートとした、建物分離度の選び方をまとめてみました。それが以下の図となります。ヘーベルハウス・二世帯住宅カタログより ※グラフをクリックすると大きく表示されます |
まず、夕食スタイルからキッチンの形態を想定します。そして、浴室・洗濯機・玄関などについて、「独立」がいいか「共用」がいいかを、しっかり考えます。その結果「浴室・玄関・行き来」の形態はどれがベストか判断でき、ふさわしい建物分離度を導けると考えています。
しかし、この考え方に当てはめた夕食スタイルと建物分離度とのマッチングは、本当に居住者の満足度につながっているのでしょうか。その実情は、次回お伝えします!
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