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二世帯住宅で暮らす/【提案】二世帯住宅の間取り・プランニング

二世帯の夕食が別なら建物も独立型?(後編)

二世帯住宅のプランニングとして、夕食スタイルから建物分離度を導く方法は、本当に実情とあっているのでしょうか?その調査結果をお伝えします。

提供:旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
松本 吉彦

執筆者:松本 吉彦

二世帯住宅で暮らすガイド

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前回の記事に引き続き、今回も二世帯住宅の「夕食スタイル」とプランニングの関係についてお話します。前回は、二世帯住宅のプランニングをする際に、「夕食スタイル」をスタートとして「建物分離度」を導けるという考えをご紹介しました。しかし、夕食スタイルと建物分離度とのマッチングは、本当に居住者の満足度につながっているのでしょうか。今回は、その実情に迫ります。

同居スタイル別にみる満足度は「大変満足」「ほぼ満足」

実際に二世帯同居をされている方々の建物分離度を調査しますと、夕食が独立か融合かによって、選ばれる建物分離度の分布は大きく異なっています。やはり、夕食独立の場合は、独立二世帯や共用二世帯が多く、夕食融合の場合は融合二世帯または単世帯が多い傾向がみられました。

■夕食独立者・融合者の建物分離度
■夕食独立者・融合者の建物分離度
資料提供:二世帯住宅研究所
※グラフをクリックすると大きく表示されます

続いて、現状の建物分離度別にみた、同居満足度の結果を合わせてご紹介します。
■現状の建物分離度別・同居満足度
■現状の建物分離度別・同居満足度
資料提供:二世帯住宅研究所
※グラフをクリックすると大きく表示されます

以上の様に、大半が「大変満足」「ほぼ満足」という結果でした。しかし、細かく見ていくと「大変満足」は外部行来型独立二世帯に多くなっています。夕食独立では、世帯間のプライバシーが守られ、それぞれの生活リズムを保てることが、満足度につながると考えられます。一方、夕食融合では、サブキッチンのある融合二世帯の満足度が高くなっています。各世帯が自立して生活できる部分を設けたことが高い評価を得ていると考えられます。

それでは、もう一歩踏み込んで、それぞれの建物分離度を選択した居住者が『現在もし可能ならどのような分離度を希望しているか』についてみてみましょう。次ページでご紹介します。


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