営業のノウハウ/営業の商談・ヒアリング

お客さんのタイプで話を変えるテクニック(3ページ目)

お客さんって、いろいろな性格の方がいますよね。お客さんの性格を分類し、タイプ別対応法を知っておけば、得意不得意を軽減することができますよ。

西野 浩輝

執筆者:西野 浩輝

営業ノウハウガイド

エンターテイナー:楽しく話しながらも会話をコントロールする

■エンターテイナー・タイプとは
エンターテイナー・タイプは、他人を喜ばせ場を盛り上げるのが大好きな宴会リーダーのイメージです。商談でも、論理的な会話よりもお互いの気持ちを通い合わせる会話を好みます。そのためとても楽しい商談になりますが、つい話が脱線しがちで効率性が低くなるおそれがあります。

■このタイプの典型的な行動や言動

・エネルギッシュで笑顔が多い

・楽しく話をすることが得意

・「結果」よりは「人の気持ち」を重視しがち

・自分の感情を他人に表現することに抵抗がない

・判断基準が「よい・悪い」より「好き・嫌い」になりがち

・他人とわいわい盛り上がるのが好き

・話がよく脱線する


■このタイプへの対応のコツ

・楽しい話題・ネタから商談に入るとよい

・向こうの話に少し大げさなくらい反応してあげる

・笑いや笑顔を絶やさず、向こうのノリに極力合わせてあげること

・ほめてあげることが大事

・事前に商談のゴールを明確に持っておき、場合によっては「今日の議題」を先に言っておく

・話の方向性をある程度コントロールする


後半では、「プロフェッサー・タイプ」と「メディエーター・タイプ」の特徴と対応のコツを解説します。

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