フランスのエスプリ+京都の趣を 「ケザコ」
シェフ、ステファン・パンテル氏 |
シェフはフランス、プロヴァンス出身のステファン・パンテル氏。カウンター越しに流暢な日本語(本当に!)で料理の説明をしてくれるシェフの魅力に、オープンから2年と経たずに多くの常連さんから支持されています。
まずはこれを。「ケザコ」のスペシャリテ
食べてみればビックリするほどおいしい。フォアグラの芳醇さと、奈良漬けのコリコリとした快い食感のマッチには、ひたすら感心させられます。
豚肉のローストとホワイトアスパラ |
ソースはレモンビネガーで酸味をつけた卵黄と焦がしバターで。バターや卵黄のまったりとした食感にビネガーを加えた、コクのある酸味はフランス料理ならでは。見事に日仏が結実した料理です。
山椒のパンナコッタのパルフェ |
面白いのが写真右下の緑色の食材。これは、イタドリのコンポート。僕自身も最近、たまたま知る機会がありましたが、シェフは「漢字で虎に杖と書きます」と説明。日本のものにも積極的に触れるその姿勢に感心させられました。
カウンターという、シェフとお客の距離が近い空間をフルに活かし、京都+フランスからなる素晴らしい料理をいただけるレストラン。こちらも京都の最高峰フレンチと、自信を持って言えます。
<店データ>
■「KEZAKO(ケザコ)」
所在地:京都市東山区祇園町南側570-261
TEL:075-533-6801(要予約)
定休日:水曜休(祝日の場合は営業)
営業時間:昼 11:30~13:30(ラストオーダー)
夜 17:30~21:30(ラストオーダー)
席数:22席(カウンター10席、テーブル12席)
交通・アクセス:阪急河原町駅から徒歩15分
地図:Yahoo!地図情報
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