のどのしくみと老化
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のどは細菌やウイルスが体に侵入しないように働く
どんなに若々しく見えても、声が太くしわがれていると、印象が変わってしまうほど、声の若々しさは大切です。しかしどうしても加齢とともに声がかれて低くなってしまうのは、加齢による喉の粘膜の萎縮、乾燥、声帯筋という声を出す時に使う喉の筋肉が老化・萎縮することで起こります。
のどの老化予防

カラオケの歌い過ぎによる声帯ポリープにも注意しよう
声帯は加齢とともに痛みやすくなり、さらにタバコやアルコール、熱い食べものや、刺激の強い食べ物などでも炎症を起こしてしまうこともあるので注意しましょう。
のどの老化やトラブルを予防するにはうがいが一番です。普通の水でうがいするだけでも、乾燥気味の加齢のどにうるおいを与えてくれます。ガムやのど飴などで唾液の分泌を促進して常にのどを湿った状態に保つことも効果的です。
正しい発声や呼吸法で歌うことは、のどのエイジングケアにとてもいいと思いますので、「最近声が低く枯れてきた」「声量が衰えた」などと感じたら、無理に自己流で歌ったりせずに、ボイストレーニングや呼吸法のレッスンを受けてみるのもいいでしょう。