アンチエイジング/アンチエイジング基礎知識

耳、鼻、のど、口のアンチエイジング(2ページ目)

耳、鼻、口、のどのアンチエイジングは、いい呼吸をしたり、口や鼻からの細菌やウイルスの侵入を防ぐためにとても大切です。そこでそれぞれのしくみや機能、老化について知り、老化や病気を予防する方法についてまとめました。

宇山 恵風

執筆者:宇山 恵風

アンチエイジングガイド

のどのしくみと老化

のどは細菌やウイルスが体に侵入しないように働く

のどは細菌やウイルスが体に侵入しないように働く

のどは食べたものを飲み込んで食道に送り込んだり、呼吸した空気を吸い込んで気管に送り込んだり、扁桃というリンパ組織によって、鼻や口から侵入した細菌やウイルスによる感染を防御しています。

どんなに若々しく見えても、声が太くしわがれていると、印象が変わってしまうほど、声の若々しさは大切です。しかしどうしても加齢とともに声がかれて低くなってしまうのは、加齢による喉の粘膜の萎縮、乾燥、声帯筋という声を出す時に使う喉の筋肉が老化・萎縮することで起こります。

のどの老化予防

カラオケの歌い過ぎによる声帯ポリープにも注意しよう

カラオケの歌い過ぎによる声帯ポリープにも注意しよう

のどの病気で多いのが声帯ポリープ。声帯全体が腫れて膨らんでしまい声が出しにくくなる症状です。最近ではカラオケで歌いすぎたりして若い世代にも患者が増えています。

声帯は加齢とともに痛みやすくなり、さらにタバコやアルコール、熱い食べものや、刺激の強い食べ物などでも炎症を起こしてしまうこともあるので注意しましょう。

のどの老化やトラブルを予防するにはうがいが一番です。普通の水でうがいするだけでも、乾燥気味の加齢のどにうるおいを与えてくれます。ガムやのど飴などで唾液の分泌を促進して常にのどを湿った状態に保つことも効果的です。

正しい発声や呼吸法で歌うことは、のどのエイジングケアにとてもいいと思いますので、「最近声が低く枯れてきた」「声量が衰えた」などと感じたら、無理に自己流で歌ったりせずに、ボイストレーニングや呼吸法のレッスンを受けてみるのもいいでしょう。

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