アンチエイジング/アンチエイジング基礎知識

骨と関節のアンチエイジング(3ページ目)

美しいボディラインを支える骨、しなやかな動きをつくる関節を健康に保ち、骨粗しょう症や関節炎などを予防して20代からアンチエイジングの礎を固めましょう。

宇山 恵風

執筆者:宇山 恵風

アンチエイジングガイド

関節の老化とは?

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ちょっとした動きや寒さなどで関節の痛みやきしみを感じたら早めに医師に相談しよう
関節は骨と骨を傷つけずにつないで、複雑でしなやかな動きを可能にする大切な役割をしています。

しかし、加齢やある関節部分だけを酷使し続けることで、関節部分でクッションとして働く軟骨や椎間板が壊れたり破れたり、磨り減ったりして激しい痛みと炎症による腫れなどを起こすことがあります。関節痛(関節にあるクッション役の軟骨が磨り減って骨と骨が直接ぶつかって激しく痛む)、椎間板ヘルニア(椎間板というクッションの中身が漏れ出して神経を圧迫する)、変形性脊椎症(椎間板というクッションがやせて薄くなりその両側の骨が神経を刺激して激痛をともなう)などの病気は、関節の老化によるものが多く、軟骨や椎間板などのクッションが水分を失ったりやせ細ってしまったことで起こります。

20代後半からでも発症が見られる「関節リウマチ」という病気は、関節の老化と同じような症状ですが、原因や治療法も異なります。毎朝手の指の第2関節が腫れたり、全身の関節が痛んだりこわばったりして微熱が続く場合は、早めに病院に行きましょう。



関節の老化を予防する食事と生活習慣

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股関節は脚と上半身をつなぐ重要な関節。いくつになっても柔軟性を失わないように四股やスクワットで鍛えよう
関節痛や関節の老化を防ぐには、関節を酷使せず、甘やかしすぎずに適度に使うことです。まず、歩く時にはひざや脚の関節に大きな負担をかけるので衝撃吸収性の高いクッションが効いた靴を選びましょう。歩く時は猫背にならず、膝を伸ばしてかかとからついて足先まで地面につけるように。

太り気味の人は、自分の体重を軽くすることも関節に負担をかけないポイントです。関節部分を冷やさずに血行をよくすることも、大切な関節に栄養を補給したり、老廃物を溜めないために重要です。

骨盤と脚をつなぐ股関節はとても大切な関節。相撲のしこを踏むようなストレッチやスクワットなどで股関節を柔軟に保ちましょう。

食事はタンパク質、カルシウムを中心にバランスのいい食事を心がけましょう。美肌のために摂っているコラーゲンやヒアルロン酸ももちろん、関節の老化予防にもサポートしてくれます。逆に言うと、関節や骨がコラーゲン不足だと、肌まで届かないこともありますから、美肌のためにも関節や骨を若く保っておく必要があるということですね。
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※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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