トスカーナの郷土料理は固くなったパンが主役
イタリアの花の都、フィレンツェがある州がトスカーナ。このトスカーナのパンは塩気がなく、すぐに固くなることで有名。なので、この固くなったパンを再利用するレシピがトスカーナにはとても多いのです。日本でも、バゲットなどは数日すると固くなり、食べられなくなってしまいがちですが、その再利用方法として「パンツァネッラ」はいかがでしょうか? 固くなったパンを使用するからこそ美味しい、サラダディッシュに変身です!
パンツァネッラの材料(パンツァネッラ)
パンツァネッラの作り方・手順
パンツァネッラの作り方
1:固くなったパンを包丁で切る
固くなったパンは、包丁で1cm幅に切り、バットに並べ、水250cc(分量外)と大1/2杯の赤ワインビネガーに20分程浸ける。
2:切った野菜に、塩、こしょう、赤ワインビネガーを加える
皮を湯むきしたトマトは半分に切り、種を取り除いて1cmのダイスカットにする。アーリーレッドは薄くスライスして水にさらす。きゅうりは薄い輪切りにする。全部をボウルに入れ、塩、こしょう、赤ワインビネガーを混ぜ合わせる。
3:ふやかしたパン、バジリコ、オリーブオイルを加えて寝かせる
1のふやかしたパンを手で崩しながら、2のボウルに入れ、手でちぎったバジリコを入れ、オリーブオイルも入れて、ざっくり混ぜ合わせ、冷蔵庫で30分程味が馴染むように寝かせて、皿に盛りいただく。
ガイドのワンポイントアドバイス
余って固くなったバゲットは、フードプロセッサーを使用して、パン粉としても再利用できます。お好みでスライスセロリ、フェタチーズなどを加えても美味しくいただけます。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。