アミノ酸“グリシン”のパワー
ベッドに入る前にタイミング良く利用して |
---グリシンにはどんなパワーがあるんですか?
研究を重ねる中で、『夜の就寝前に3g程度のグリシンを摂取すると、深部体温が下がる』ということがわかってきました。深部体温(身体の中心の温度)は、睡眠に入る時に自然と下がるものなのですが、これを上手に下げてあげることによって、すみやかに自然な深い眠りに入ることができるのです。しかも、睡眠薬のように強制的に眠りにつかせるものではなく、睡眠の質を上げてくれるのです。
また、グリシンを摂ればいつでも眠くなるというわけではなく、夕方以降の体が眠る準備を始めた時間に限って効果を発揮するということもわかってきました。
寝入り始めにしっかり深い眠り(ノンレム睡眠)に入れるということは、疲れた体を休めるだけではなく、ホルモン分泌や体内時計のリズムを整える上でも重要な意味を持っています。
体内リズムが整えば、朝にはスッキリ目覚める体のリズムも作りやすくなりますよ。
---グリシンは どんなタイミングで利用するのが効果的なんですか?
グリシンは小さなアミノ酸なので、比較的短時間で吸収されます。摂ってから15~30分程度で血中の濃度が上がってくるので、ベッドに入る30分くらい前にグリシンを摂っていただくのが一番効果的です。
グリシンを摂るのと併せて、ベッドに入る3時間くらい前に体を温める運動や入浴をすることで、体の深部体温(体の中心の温度)が下がり、より眠りに入りやすい状態が作れますよ。
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今回お話を伺い、アミノ酸“グリシン”と眠りの関係がよくわかりました。グリシンは朝から気持ちよくスタートするためのサポートサプリ。朝のキレイを作るために、上手に利用したいですね。
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