肌老化が進むってホント?
年齢とともに夏の紫外線による肌ダメージや毛穴の開きが気になります。 |
夏バテ気味の肌が気になる8月。ひと夏の肌の疲れをリセットせずに、そのまま放置すると、秋・冬にはシミ、シワ、たるみ、毛穴の開きなど「夏老け肌」に悩まされてしまいます。
特に年齢を感じ始める20代後半以降は、夏の肌疲れは夏の間に解消しておくことをおススメします。
ところで肌は夏にどうして老化が進むのでしょうか?その理由についてご説明します。
夏の紫外線A波がシミとたるみの原因に
紫外線A波は肌の表面も内側も傷つけてシミ、たるみ、シワを作ります。 |
さらに紫外線A波は、肌の奥の真皮まで到達し、シミのもとになるメラニン色素を増やして、肌の黒ずみやくすみの原因をつくります。
また、肌のハリや弾力を保つコラーゲン繊維を破壊して、たるみやシワの原因を作ります。
UV乳液やファンデーションで紫外線から肌を守り、さらに日傘や帽子も併用し、陽射しの強い時間は外出しないようにしましょう。
汗腺が老化して「ベトベト汗」に
汗腺も老化して汗の必要成分を再吸収しなくなり、ベトベトした汗が肌荒れのもとに。 |
「ベトベトした汗」は、体臭のもとになるほか、弱酸性のバリアで守られている皮膚をアルカリ性にして、細菌感染に弱く、バリア機能を低下させてしまいます。
脂っこい食事や、飲酒、喫煙も体臭やべとべとした汗のもとになります。汗をかいたら、刺激の少ないタオルなどで汗をこまめにふき取ったら、保湿用のミストなどを吹きかけて、肌のうるおいを失わないようにしましょう。
次のページでは、夏に毛穴の開きやくすみが気になる理由について紹介します。