この季節になると、植え込みなどでも見かけるのが「ヤロウ」。エッセンシャルオイルも薬効が高いものとして活用されます。連載の『エッセンシャルオイル事典』。今回はこのヤロウを取り上げます!

ヤロウとは

ピンクのお花が初夏~夏にかけて美しい!
ピンクのお花が初夏~夏にかけて美しい!
比較的高価なエッセンシャルオイルで、数ミリで6,000~7,000円ほど
(画像提供:フリー素材屋Hoshino)
Achillea millefolium
キク科の草本
花を蒸留して採油

もともとはヨーロッパや西アジア原産といわれるヤロウ。近頃では、園芸店などでもよくみかけるようになりました。ヤロウという名前、ちょっと変わっていますが、和名では「西洋ノコギリソウ」と呼ばれます。これは薬効のある葉の形がぎざぎざで、のこぎりに見えるから。ヤロウは別名「ミルフォイル」ともいいます(種小名がmillefolium)。おそらくmille(=千)feuille(=葉)?から来ていると連想されます。
ハーブティでは葉が胃腸にいいということで、活用されます。そんな外見では葉が特徴的なヤロウですが、エッセンシャルオイルはお花から得られるのが通常。ではエッセンシャルオイルの効能についてご紹介していきましょう。



濃いブルー色の理由

ヤロウのエッセンシャルオイルはほんのり甘く、ですが、なんとも表現しがたいハーブ調の少しスパイシーな香りがあります。しいて言えば「カモミールジャーマン」に似ています。ガイドはヤロウの方がやや受け入れやすい香りではないかな…と思っています。

さて、ヤロウとカモミールジャーマン。香りが似ているだけでなく、エッセンシャルオイルの色もそっくり!いずれも濃紺色をしています。とっても美しいですよ!これは、「カマズレン」という成分が含まれている証拠。カマズレンの効果は次のとおりです。

  • 抗炎症作用
  • 抗アレルギー作用


というわけで、このような作用を活用できる効果的な使い方を考えます>>