アロマテラピー/アロマテラピーのお役立ち情報

生理リズムに合わせたアロマで快適毎日を!(2ページ目)

女性のからだはホルモンに大きな影響を受けて変化します。生理の間はもちろん、それ以外のときにもホルモンの影響をプラスにとらえつつ、快適に過ごすためのアロマをお教えします。

中野 智美

執筆者:中野 智美

アロマテラピーガイド

月経期を快適に過ごすためのアロマ実践法

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バスタイムを有効に!
■生理痛
女性なら一度は経験のある生理痛。慣れてくるとはいえ不快なものですよね。鎮痛剤が手放せない人もいるようですが、一度アロマを試してみてください。ガイドの生徒さんの声では、生理痛が楽になったというのは上位を占めるアロマ効果のひとつ。副作用もなく快適に使えますよ。(もちろん必要な人は薬も上手に使ってください。)


  • ゼラニウム

  • ラベンダー

  • ゼラニウムに含まれるゲラニオールという成分は痛みを和らげるといわれます。ゼラニウムは古くから女性ホルモンのアンバランスに使われてきました。フローラル系とハーブ系をMIXしたような香りはなかなか上品です。情緒を安定させる香りなので、生理痛による落ち込みにもGood。

    外出時にはハンカチに1滴落としましょう。外出先で痛いなと思ったら、ハンカチを鼻に近づけて深呼吸。家に帰ったらお風呂にも1滴入れてください。ゼラニウムの香りに飽きていたらラベンダーもとてもオススメ。バスタブに1~3滴落としてかき混ぜたらゆったり気分でつかります。生理中は体を清潔にしておくことも大切です。変化の激しいからだを労わってあげましょう。
    ※ハンカチにシミになる場合あり。ご注意下さい。すぐに洗濯すれば落ちます。


    ■睡眠不足
    生理中はだるいだけでなく、夜も気になって安眠できない人もいるようです。数日間のことなので仕方ありませんよね。ここはひとつ眠れないなら眠れないでいい!と開き直って好きな香りで質のよい睡眠をとるようにしてみませんか?短くてもぐっすり眠れれば次の日、すっきりと目覚めます。

  • イランイラン

  • カモミール(ローマン)

  • どちらも心を落ちつかせるお花の香り。花の香りは個性的なので少しクセがあるかもしれません。生理のときには頭痛をはじめ肩こりなどに悩む人も多いですね。この2種はいずれもそのような症状にもオススメです。ごく薄めてトリートメントに使いましょう。

    大さじ2杯のキャリアオイルイランイランカモミールオイルを1~2滴入れてマッサージオイルを作ります。2種をブレンドしても良いですね。よくかき混ぜたら、これをお腹、腰、背中(手の届く範囲で)に塗り広げてみましょう。生理のときは腹部周辺の筋肉が痙攣したように感じる人もいます。これは子宮の収縮によるもの。子宮粘膜組織を排出するための現象です。マッサージしておくと不快感が和らぎます。朝起きたときの感じが違ってきますよ。

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