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スキンケアの名脇役!「キャリアオイル」(3ページ目)

アロマテラピーに欠かせない材料が「キャリアオイル」。エッセンシャルオイルと合わせて使うとスキンケアにも大活躍。基本材料としてのキャリアオイルをご紹介します。

中野 智美

執筆者:中野 智美

アロマテラピーガイド

キャリアオイルとエッセンシャルオイルの混ぜ方

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このようなビーカーなどでキャリアオイルを計量します。
エッセンシャルオイルを薄めるためのベースオイルとして使うキャリアオイル。アロマテラピーではガラス製のビーカーなどを使ってキャリアオイルを計量します。そこにエッセンシャルオイルを入れてミックスしていくのですが、混ぜ方は次のとおりです。
※ビーカーなどについてはこちらを参照⇒ アロマで使う器具について



例)例えば、キャリアオイルとエッセンシャルオイルを混合したマッサージオイルを作る場合の方法

ビーカーでホホバオイルを20mlを計量したら、そこにエッセンシャルオイルを1~4滴加えて、ガラス棒で混ぜます。
エッセンシャルオイルの最大量は4滴となりますが、、これはエッセンシャルオイルがキャリアオイルに対して「1%」(正確には1%以下)入っている計算になります。これ以上、濃度を高くすると少し香りもきつくなり、皮膚への刺激も高まるため、通常、AEAJでは1%を上限としているようです。

■この場合の計算方法
 20ml×1%=0.2
 0.2÷0.05=4    
 ※上記の0.05というのは、エッセンシャルオイル1しずくの分量です。

取り扱いのポイント

さきほどご紹介した3種のオイルを入手したら、できるだけ酸化しにくい場所で保管して早く使いましょう。保管方法のポイントをまとめました。

  • バスルーム、窓際など高温になる場所や湿度の高いところには置かない。
  • 開封後は種類にもよるが、1ヶ月~2ヶ月を目安に使い切る。ホホバオイルはもう少し長くても良い。酸化臭がすれば肌には塗らないこと。オイルの酸化した臭いは誰にでもすぐわかります。
  • 家庭で使う場合は、多くても100mlまでの分量で買う。大きなサイズはオススメしません。
  • 色のついた入れ物で保管する。
  • 食用のものと肌に塗るもの(アロマショップで売られているもの)は処理が違っています。食用のものはアロマテラピー用には使わない。



  • いかがでしたか?キャリアオイルはエッセンシャルオイルと混ぜて、トリートメントに使うだけでなく、クリームバスオイルの材料にも使います。そう、アロマテラピーを楽しむ上では、絶対キャリアオイルを避けては通れない!!ガイドはキャリアオイルが大好きです。オイルクレンジングなどにも活用しています。皆さんにも是非、この機会にキャリアオイルユーザーになって頂きたいです!




    ・文章中に記したキャリアオイルの価格はブランドによっても違うためあくまで目安とお考えください。
    ・アレルギーには個人差があります。皮膚の弱い方はパッチテストをして様子を見てください。

    (参考文献)『アロマテラピーのベースオイル』ルート・フォン・ブラウンシュヴァイク著 手塚千史訳(フレグランスジャーナル社)


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    ※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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